じつは、人のからだをはじめ、どんな生物も、20種類ものアミノ酸が作るたんぱく質で構成されていることを知っていますか? 「オーガニック」という言葉には、「生命の源」という意味がありますが、20種類のアミノ酸は、何億年もかけて微生物から植物、動物、そして人へと進化する過程で派生してきたものです。 からだの中で、20種類のうちのどのアミノ酸が作られるかは、遺伝子の並び方によって決められています。 アミノ酸の種類と、あまりに見事な遺伝子の仕組みは、自然自身が作り出した「自然のルール」のひとつです。いかに科学が発展しようと、人はその「自然のルール」自体を変えることはできません。そのように自然界には、人が変更することは不可能な「自然のルール」があちこちに織り込まれています。 美容という視点からみると、素肌のたんぱく質という自然なものの健康を守ることが、つまり「自然のルール」を壊さないことが大切なポイントになります。 自然とはあまりに遠くなっていく現代の美容のあり方 |