いかにして肌を白く見せるか、目を大きく見せるか、唇や爪の色を美しく見せるかにこだわるあまり、化粧品の素材が、素肌やからだの健康にとってリスクがあるかどうかを確認することが忘れられていったのです。 やがて石油から作られた合成の化粧品成分は、素肌本来の機能を壊し、自然治癒力を低下させていくことがわかってきました。 しかし素肌の健康を害することは、本来の美とは、程遠いものになってしまいます。 自分らしい魅力や美しさを引き出すのは、健康なからだと健康な素肌、健康な心、つまりその人全体が、健康であることが前提です。本来のコスメの役割は、美しさを作り出すことではなく、その人の健康を助けることです。 石油や化学的に作られた合成成分では、とうてい素肌の健康を育むことはできません。 今一度、古代から現代へと受け継がれてきた自然療法の視点からコスメを見つめ治したい———。 そんな考えから、オーガニックコスメは、新たに生まれてきたものなのです。 オーガニックコスメは、自然療法の効力を十全に発揮するためにも、天然成分100%にこだわる必要があります。 |