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[July 20/2018 ]
季節のオーガニックに関するお話や 商品情報を毎月3回お届けします。 発行*アイシス編集部
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毎日をもっと元気に心地よくする、安心安全なオーガニックライフに役立つ情報をお届けします。
☆彡 肌バリアを守れば、環境も守れる!(水上洋子)
ボディソープも石鹸がおすすめ(水上洋子)
これから汗ばむことも多い季節。 からだを洗いたくなる回数も多くなります。そのときぜひ注意してほしいのは、どんなボディソープを使うかということです。
たとえばからだを洗ったとき、肌の表面がヌルヌルしていませんか? 使っているボディフォームの成分をしっかり見てみましょう。 洗浄成分として合成界面活性剤が使われていませんか? たとえば「コカミドプロピルベタイン、コカミドMEA、ココイルグルタミン酸K」などといった成分が書かれていませんか。 これらはいずれもアミノ酸系と言われる合成界面活性剤です。アミノ酸はやさしいというイメージが浸透していますが、合成界面活性剤には変わりありません。 合成界面活性剤の問題は、たんぱく質を溶かしてしまう働きがあること。そのため使い続けるうちに肌バリアが薄くなっていきます。 合成界面活性剤を洗浄成分としたボディソープを使うと、たんぱく質が溶けるので、からだの表面がヌルヌルします。そしてかなり水を多く使って洗い流さないと、なかなかヌルヌル感は消えず、いつまでも肌の上に残っています。 でも長く使って慣れてしまった人は、このヌルヌル感を「しっとり感」と勘違いしてしまうことも多いようです。 ボディソープという製品名でありながら、合成界面活性剤を使ったものも多いので、要注意です。そのようなボディソープを使い続けていると、いずれ、あちこちに痒みをともなった、慢性的な乾燥肌に悩むこととなります。
ぜひボディソープは、洗浄成分として石鹸を使ったものを選んでください。 石鹸のいいところは、泡切れが良いこと。いつまでも肌の上でヌルヌルすることなく、さっと洗えることです。 素早く洗えるため、赤ちゃんや子供たちにも喜ばれます。
ところで石鹸というと、固形石鹸を思い浮かべる人が多いのでが、液体の石鹸もあります。 固形石鹸の場合は、「水酸化ナトリウム」と植物オイルが原料になりますが、液体石鹸の場合は、「水酸化カリウム」と植物オイルが原料になります。 液体石鹸は、シャンプー、台所洗剤、洗濯洗剤にもなります。 合成のシャンプー、台所洗剤、洗濯洗剤は、洗浄成分である合成界面活性剤がたんぱく質を溶かす働きがあるので、髪が細くなったり、慢性的な手荒れとなったり、洗濯物のせいで肌に痒みが出るなど、さまざまな問題が出てきます。 もうひとつ、合成界面活性剤の問題は、使い終わった後、流れ出ると環境汚染になることです。 いっぽう石鹸は、人の肌に優しく、泡切れが良く、そして流れ出ても、環境を汚染することがありません。 人の肌にやさしいものは、環境も守ることができるのです。 自分と家族の健康のために、そして地球環境のために、ぜひ「オール石鹸化」を目指しましょう。
最近、気になるのは、赤ちゃん用のシャンプーにも当たり前に合成界面活性剤が使われていること。泡切れが悪く、ヌルヌル感があるボディソープは、いつしか赤ちゃんの柔らかな肌を変性し、いつも痒みに悩むような状態にしてしまいます。 ちなみに「弱酸性」という言葉にも要注意です。合成界面活性剤は「弱酸性」で、石鹸は、「アルカリ性」です。 赤ちゃんの肌を守るために、泡切れがよく、ヌルヌルしない石鹸を使ってあげましょう。もちろん敏感肌に悩む人も、合成界面活性剤のボディソープではなく、石鹸のボディソープを使ってください。 美容と健康のためにボディソープ以外のものも、ぜひ石鹸にしましょう!
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[July 10/2018 ]
☆彡 素肌の健康を蘇らせる美容植物の力(水上洋子)
アルテ ローズモイスチャークリーム(水上洋子)
先日、電話で、「酒さ皮膚炎」に悩む方から、深刻な相談が来ました。 「顔が赤くて、すぐに火照ったり、かゆくなったりして……」。
病院に通っているけれど、いっこうに良くならず、困っているとのことでした。 「酒さ皮膚炎」の場合、肌がとても薄くなっており、真皮の毛細血管が透けてみえるため、肌が赤く見えます。 たしかに今、「酒さ皮膚炎」に悩む人がとても増えてきています。 原因は、いろいろな説が出ていますが、やはり化粧品の合成成分が最も大きな原因と思われます。 とくに「酒さ皮膚炎」の原因になりえる合成成分が、化粧品に配合されている合成界面活性剤。油と水を混ぜ合わせる作用がある合成界面活性剤は、洗浄成分として、洗顔フォームやクレンジングに、そして乳化剤として、クリームや美容液に使われています。 合成界面活性剤は、たんぱく質を変性する作用があり、肌バリアを薄くしていきます。たとえば洗顔フォームを使ったとき、皮膚がヌルヌルしませんか? それは合成界面活性剤が肌のたんぱく質とくっついて溶かしているからです。 そのような化粧品を毎日、使い続けていれば、「酒さ皮膚炎」になっても不思議ではありません。 「酒さ皮膚炎」が発症すれば、たよるべきは病院ということになりますが、長期のステロイド使用は、かえって「酒さ皮膚炎」を悪化させてしまうことも多いようです。
「酒さ皮膚炎」の電話相談に来た方には、まずは今、使っている化粧品の全成分を読んでもらいました。 やはり合成界面活性剤がいくつも入っている化粧品を使っていました。
合成界面活性剤は肌バリアを溶かしながら、肌の奥に浸透する働きがあり、その際、ほかの合成防腐剤や合成油剤なども一緒に引き連れて毛細血管にも入ってしまいます。だから合成界面活性剤とそのほかの合成成分は、肌だけではなく、からだの健康をもおびやかすものなのです。 「酒さ皮膚炎」改善のポイントの第一歩は、合成成分が使われている化粧品を止めることです。 次に、頻繁に洗ったり、こすったりするようなケアは禁物です。 できるだけ肌を刺激しないようなケアを基本として、天然成分100%に徹したオーガニックコスメを、程よく使うのが改善策になります。
「酒さ皮膚炎」で悩んでいた方が、「ローズモイスチャークリーム」で肌が落ち着いたというブログがちょっと話題になっています。 たしかに「ローズモイスチャークリームには、肌の炎症を抑える甘草、ユキノシタ、カミツレ、薄くなってしまった肌を回復するために役立つ薔薇、スイカズラ、紫根などの植物エキスが配合されています。 「ローズモイスチャークリーム」は、乳化方法も合成界面活性剤を使わず、レシチンなど天然成分のみで実現。防腐剤も天然成分で、完全に天然成分のみで仕上げています。
アルテ ローズモイスチャークリーム 40ml アルテ >
[July 1/2018 ]
☆彡 オーガニックヘアケアで、本当の自分の髪を取り戻す(水上洋子)
ナチュラルヘアケアで、自分の本当の艶髪を守ろう!(水上洋子)
先日、湘南台にある美容院のオーナーから、「サロンで『素髪の艶シャンプー』を全面的に導入しました」という嬉しい声が寄せられました。
これまで石鹸シャンプーは「きしむ」、「ごわごわする」という理由で、石鹸シャンプーを敬遠する美容院がほとんどでした。意外に思いながら、「全面導入した」理由について聞いてみました。 「まず泡切れがいいから、すぐに洗い流せる。水もそれほど使わないし、時間も短くて済むんです」と、オーナーさん。 なるほど、合成シャンプーの場合は、髪を包んでいるキューティクルが溶かされていつまでもヌルヌルするため、水をたくさん使って洗い流す必要があります。当然のことながら、洗髪の時間が長くなります。(もちろんこれを繰り返していると、髪がどんどん細くなっていくわけですが……) 「ドライヤーで乾かすときも、石鹸シャンプーで洗った髪はすぐに乾くので、ここでもまた時間が短くなります」。 たしかに合成シャンプーの場合、合成シリコーンがべたっと髪をコーティングしてしまうため、乾きにくくなります。
「そのうえ、セットが完成した髪がふわっとなるんです。今どきの人は、たいてい髪が細くて、頭皮に張り付いている状態。でも、『素髪の艶シャンプー』で洗ったあと、乾燥すると、急に髪がふわっとたちあがってくるので、すごく喜ばれています」。
そうですね。ほとんどの人は、合成シャンプーを使っているので、髪が細く、ぺたっと張り付いたような髪になっています。 つまり、「水切れがいいので、シャンプーの時間が短くて済む、乾きが早い、おまけに洗った後、髪がふわっと立ち上がるんですよ!」。 『素髪の艶シャンプー』は、「美容院にとってもいいこと尽くしです」と、絶賛。 実は、こちらのオーナーさんは石鹸シャンプーに切り替えようと考えながらも、なかなか使い心地のいい石鹸シャンプーに出会わなかったため、合成シャンプーで妥協せざるを得なかったそうです。 さらにもうひとついいことに、石鹸シャンプーを全面導入してから、オーナーさんの手荒れも減ったそうです。 石鹸シャンプーについては、良い評価をする美容院の方はほとんどいなかったので、驚きと感動の誉め言葉でした。 毎日、シャンプーを使う美容院だからこそ、人にも環境にもやさしい石鹸シャンプーをぜひ使ってほしいものです。美容院によっては、柔軟に対応してくれるお店もあるので、自分の石鹸シャンプーを持っていくといいですね。
合成シャンプーを使っていると、髪を包んでいるキューティクルが溶けて消失していきます。「髪が細い」、「つやがない」、「頭皮にぺたっと張り付いている」といった悩みを持っている人は、まず合成シャンプーを止めましょう。ちなみにアミノ酸系シャンプー、ヨーロッパのオーガニックシャンプーと称している製品も合成シャンプーです。 石鹸シャンプーなら、たんぱく質を溶かすことがないので、本来のキューティクルのある髪を守ることができます。キューティクルは、髪の艶であり、ハリのもとです。 そのためつややかでボリュームがある髪をキープすることができます。 とはいえ、長年の合成シャンプーの使用によってキューティクルが消失した髪の状態で、石鹸シャンプーに切り替えると、きしみやごわつきが出てきます。でも「素髪の艶シャンプー」は、比較的きしまず、洗い上がりの髪にボリュームが出るため、スムーズに石鹸シャンプーに移行できる人が多いようです。 ただし石鹸シャンプーで洗い続けていると、皮脂を落とし過ぎて乾燥してくることもあるため、そのほかの天然の洗髪方法も取り入れるほうがいいでしょう。週2〜3回は、石鹸シャンプー、そのほかの日は、クレイや海藻、ハーブシャンプー、ただの湯洗いという方法がおすすめです。
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