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[October 20/2018 ]
季節のオーガニックに関するお話や 商品情報を毎月3回お届けします。 発行*アイシス編集部
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毎日をもっと元気に心地よくする、安心安全なオーガニックライフに役立つ情報をお届けします。
☆彡 乾燥肌の根本改善は本物のオーガニックコスメで(水上洋子)
完全ケミカルフリーのクリーム(水上洋子)
10月27日(土) 福岡でオーガニックイベント開催
寒くなってくると、乾燥肌の悩みが増えてきます。肌細胞から皮脂分泌がぐんと減ってしまうためです。 とはいえ実は、本当に健康な肌であれば、少々の寒さなどそれほど問題はありません。状況に応じて、しっかりと皮脂分泌をすることができるからです。
しかし今や、化粧品の合成成分によって、正常な働きができない肌の方が増え、寒くなるや乾燥がひどくなってしまいます。 肌が粉を吹いたり、カサカサになったり、乾燥のせいで小じわが目立ってきたり……。 そんなときは、乾燥肌用のクリームをつければいいのでは? ところがこのクリームが、実はさらに乾燥肌を悪化させる原因となっているかも! クリームには、必ず水と油を混ぜる乳化剤が必要となりますが、一般的な化粧品の場合、乳化剤として使われているのは、合成界面活性剤です。 合成界面活性剤は、たんぱく質を壊してしまう作用があります。 肌細胞はもちろんたんぱく質です。 ということは、クリームを塗れば塗るほど、肌細胞が壊されることに?!
クリームを塗っても塗っても、乾燥がひどくなるという場合は、ぜひそのクリームの乳化成分をチェックしてみてください。たとえば「PEG—●●」や、「ポリー●●」と言った成分は、合成界面活性剤です。 (JOCAサイトの化粧品成分辞典を参照してくださいね)
一般的なクリームの場合、塗った直後は、合成界面活性剤が肌を溶かしてぬるぬるさせるので、「しっとり」すると感じますが、使うほどにどんどん肌は壊れていきます。 いっぽう、天然成分で乳化しているクリームもあります。 天然成分の乳化剤成分として、今、最も多く使われているのが、「カリ石鹸素地」、あるいは「レシチン」です。これなら安心。 気をつけたいのは、「オーガニックコスメ」を称していても、意外と合資界面活性剤で乳化しているクリームも多いこと。たとえば「ステアリン酸ポリグリセリル−10」、「ステアリン酸スクロース」などの合成界面活性剤が使われていたりします。 実は合成界面活性剤は、クリームだけではなく、あらゆる化粧品のアイテムに入っています。クレンジングや美容液、そして化粧水にまで入っています。その理由は、たんぱく質を溶かすために、「しっとり感」がでるからです。 でもその「しっとり感」に騙されていくうちに、肌バリアはどんどん壊されて薄くなり、乾燥肌に、そしてさらにはなんにでも反応してしまう敏感肌になってしまいます。 慢性的な乾燥肌の根本的な改善ポイントは、完全ケミカルフリーのコスメを選ぶことです。 化学物質いっぱいの一般的な化粧品は、たんに素肌を壊すだけではなく、経皮毒となって体内汚染を引き起こします。体内汚染は蓄積が進むと、ある日、突然、深刻な病気となって発症します。 まずは女性たちがケミカルいっぱいの化粧品の弊害に気づくこと。その気づきは、自分のからだを守り、さらには家族や次世代の健康を守ることにつながります。
「オーガニック生活便」は、完全ケミカルフリーのオーガニックコスメを紹介しています。 クリーム類は、合成界面活性剤ではなく、レシチンや石鹸素地などの天然成分で乳化したものだけを扱っています。そのような完全ケミカルフリーのクリームは、ただ一時的に保湿するだけではなく、肌本来の皮脂分泌作用を活性化していきます。その結果、慢性的な乾燥肌の根本的な改善が期待できます。
アルテ ローズモイスチャークリーム 40ml アルテ >
オーガニックハンドクリーム 50g アルテ >
アスタラディエンスクリーム 30g アムリターラ >
エモリエントクリーム 30g アミュセンス >
パックスナチュロン ハンドクリーム 太陽油脂 >
<福岡でオーガニックイベント開催> オーガニックな視点から「衣食住、仕事、人とのつながり、未来」 について語ります。 心もからだも健やかに生きていくために、自然に沿った生き方を 考え、提案します。 「日本オーガニックコスメ協会」も参加、講演をします。
» 詳細はこちら
日時 10月27日(土) 19:00〜21:30 費用 3500円(オーガニックドリンク&軽食付き) 参加のお申込みは、日本オーガニックコスメ協会へ info@joca.jp
[October 10/2018 ]
☆彡 天然100%のジャパン・オーガニックコスメを使おう!(水上洋子)
「洗剤」は「石鹸」ベースのものを使いましょう(水上洋子)
昨今は、大型台風の上陸が続いており、各地でこれまで考えられなかったような災害が起きています。
でもこの災害は、1997年に地球温暖化防止京都会議があったときから、つまり20年以上前から一般の人たちの間でも予想されていたことでした。 ところで何故、温暖化は、台風を大型化させるのでしょうか? 台風は赤道付近で発生しますが、以前は、海を渡って日本に着くまでに、海面の温度で冷やされて、いくぶん小型化して日本に上陸していました。 ところが今は、海面の温度が高いために、台風はかえって大きくなりながら、日本に上陸するようになったのです。 温暖化は、ますます進んでいるので、残念ながら今後、台風はさらに大型化する可能性があります。
毎日の私の生活が、台風と関係があるはずがないと思っている人が多いようです。 実は、人の生活は自然を変えてしまうほど、大きな影響を持っています。
温暖化は、現代のライフスタイルが引き起こしたものなのです。 まず石油がありとあらゆるところで使われていることと温暖化は深く関わっています。 それは、石油が地中から掘り出され、使われることによって、それまで石油の中に固定されていた二酸化炭素(CO2)が空気中に放出されるからです。 というのは、もともと石油は、二酸化炭素を吸収して地中に堆積して化石化した樹々に含まれているものだからです。 現代の石油の大量利用は、1859年代にアメリカのペンシルベニア州で機械による採掘が始まってからのことでした。以来、アメリカだけではなく世界中で石油が採掘されるようになり、車や船、飛行機の燃料として大量に使われ、さらに石油精製のさいに出てくる副産物ナフサは、農薬、医薬品、化粧品、プラスチック、様々な化学物質として利用されるようになりました。 そのようにありとあらゆる分野で石油が使われるようになってしまったことが、今の温暖化の大きな原因になっています。 台風の大型を止め、そして温暖化を止めるために、出来ることはいろいろとあります。 石油製品ではなく、自然素材の雑貨、化粧品を使う、CO2を出さない再生エネルギーを応援する、CO2を吸収する森林保護活動を支援するなどなど。 オーガニックという言葉には、「生命の源」という意味合いもあるそうです。 「生命の源」とは、自然が作ってくれた環境そのものです。また私たち自身も自然が作ってくれた小さな環境です。 オーガニックライフとは、外と内側にある環境を壊さない暮らし方です。 今、そんなライフスタイルを見直していくことが、私たちに求められています。
私たちが毎日、よく使うものとして、「洗剤」があります。 台所洗剤、洗濯洗剤、そして私たち自身を洗うシャンプーやボディソープ、そうした一般的な「洗剤」が今ではことごとく石油から作られるようになっています。 一般的な「洗剤」の洗浄成分は、石油から作られた合成界面活性剤です。 石油製品を使い続けることは、温暖化を促進するだけではなく、自然界にない化学成分が環境を汚染し続けることにもなります。 ぜひ「洗剤」は、CO2を増やすこともなく、環境を汚染する不安のない「石鹸」ベースのものを使いましょう。
パックスナチュロン 台所のせっけん 500ml 太陽油脂 >
ナチュロンネオ洗濯用液状石けん 1500ml 太陽油脂 >
衣服にも環境にも安心、竹から生まれた天然成分の洗剤 >
素髪の艶シャンプー (200ml、500ml、詰替用 450ml)アルテ >
[October 1/2018 ]
天然成分100%で作られたオーガニックコスメ(水上洋子)
オーガニックコスメと言うと、海外から来たものというイメージがありますが、実はその言葉そのものは、日本で初めて登場しました。
今から18年前、2001年の2月に東京で「オーガニックコスメ」という単行本が発行されました。 当時は、自然化粧品という言葉がありましたが、オーガニックコスメという言葉はまだどこにもなく、おそらくこの単行本のタイトルが初めてでした。また海外でもナチュラルコスメテックという言葉はありましたが、オーガニックコスメという言葉はどの国でも出ていませんでした。 ヨーロッパでオーガニックコスメという言葉が公の場に出てくるのは、2008年頃からです。 ということは、意外に思う人も多いかもしれませんが、まさしく世界最初に日本でオーガニックコスメという言葉が登場したことになります。 東京でこの単行本が出版された間もなく、「ロフト」や「東急ハンズ」のバイヤーさんたちが、本を参考にして、オーガニックコスメコーナーを作り始めます。 そんなふうに、一冊の単行本がきっかけとなって、日本でオーガニックコスメの売り場が広がっていったのです。 実は、この本を製作したのは、環境NGOの「アイシスガイアネット」でした。製作した目的は、本当に安心安全と言える化粧品を知らせたいという思いでした。
そんなふうに世界に先駆けて、オーガニックコスメが普及した日本ですが、そのおかげで今では「オーガニックコスメ最先進国」といっていい状況があります。
「オーガニックコスメ」というと、環境先進国ドイツが最先進国ではというイメージがありますが、実は天然成分100%のオーガニックコスメを仕上げる技術は、日本が世界一の水準にあります。 オーガニックコスメを天然成分100%で作るためには、防腐剤や界面活性剤(乳化剤)をも天然成分で実現しなければなりません。 すでに日本には、そのような技術を完成させている製造会社がいくつかあり、その結果、日本の市場には、天然成分100%で作られたオーガニックコスメがかなり多く販売されています。 もちろん全体的な割合からみると、天然成分100%のオーガニックコスメの割合は稀少ですが、ヨーロッパと比べると数が多いはずです。 ここまで天然100%のオーガニックコスメが普及した理由は、日本の消費者は賢く、難解な化粧品成分をなんとか見分ける力を持っている人も多いからです。 そのため日本の製造会社は、賢い消費者に応えるべく、切磋琢磨して、天然成分100%の化粧品を実現することに努めたのです。 つまり賢く、厳しい目を持つ消費者が、天然100%のジャパン・オーガニックコスメを育てたと言えましょう。
とはいえ、オーガニックコスメと称しながらも、合成成分が入り混じったものがかなり多く出回っています。「オーガニック生活便」は、「日本オーガニックコスメ協会」のコスメ基準に従って、石油合成成分ゼロ、天然成分100%で作られたオーガニックコスメだけを厳選しています。 「オーガニック生活便」が天然成分100%のオーガニックコスメにこだわる理由。 それは安心安全、そして植物本来の美容パワーをそのままお届けしたいからです。
アルテ オーガニッククレンジング 150ml アルテ >
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