マイクロビーズとは、石油合成製品のひとつで、直径0.5ミリ以下のプラスチック粒子です。水に溶けにくい性質があり、自然界では循環できないものです。そのため、以前からマイクロビーズが原因で水質汚染を引き起こしたり、魚が食べることで人体に悪影響を及ぼすことが危惧されていました。日本でも、18年前に近海の水質調査を始めた環境省が、マイクロビーズの悪影響を指摘していました。 そしてついに去年の末、アメリカで、"マイクロビーズ除去海域法"が成立しました。 この法案成立で、アメリカでは来年2017年からマイクロビーズ入り商品の製造・販売が禁じられることとなります。同時にマイクロビーズを使用している日本製品も輸入禁止になります。 毎日、使うものは、何が原料になっているかをしっかり確かめたい |