2017/05/20

【Vol.421】 アイシスオーガニックレター

 

Vol.421

[May 20/2017 ]

季節のオーガニックに関するお話や
商品情報を毎月3回お届けします。
発行*アイシス編集部

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☆彡 自然の食事とお茶で、美と健康をキープする(水上洋子)

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日野式の「食養」(水上洋子)

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星ヶ丘オーガニックサロンがオープンしました

 
   
   
 
 

自然の食事とお茶で、美と健康をキープする

 
 
 

からだ本来のバランスを壊す、サプリメントや薬

近頃、健康や美容のために様々なサプリメントや薬が出回っています。

気になる傾向として、サプリメントや薬を利用するのは、健康が気になる高年齢の方だけではなく、若い人も多いこと。

 

でもサプリメントや薬には、いろいろな疑問があります。

その製造方法が不透明で、何から作っているのかがわからなかったり、有効成分を包むカプセルなどが合成成分であったりします。

またサプリメントの有効成分は、もともと何かの食材の単一成分を取り出したものがほとんどですが、それを大量に製造するために、石油や糖類から合成した成分も多く、本当にからだにとっていいのかどうかは確認できません。

とくに薬の場合は、副作用が問題になっています。

たとえば、若い人でも、眠れないということで、病院で薬を処方してもらう人もよくいます。最初のうちは薬が効いていても、使い続けるうちに効き目がなくなり、さらに薬副作用で胃腸が悪くなったり頭痛がしたり、気が付いたら、毎日、飲む薬の数が増えてしまったという人も少なくありません。

やはり体調管理は、サプリメントや薬にたよるより、自然の食材やお茶やハーブティーによって、調整していくほうがはるかに安心安全です。 サプリメントや薬は、単一かあるいはわずかな成分のみで作られて濃縮されているため、使い続けると、からだ本来のバランスを崩してしまう可能性があります。

いっぽう自然の食材やハーブティーには、何千という栄養素や抗酸化成分が含まれているため、それらが調和的に人体に働きかけるからです。

現代科学は、食材やハーブティーの一部の成分については実験データがありますが、それ以外は、まだまだわからない未知の成分があるのです。

 

薬ではなく、食事で体調を整える「食養」

 
 
 
 

薬ではなく、食べ物で病気を治すことを目指す「食養」という考えが出てきたのは、今から100年ほど前のこと。村井弦斎という作家が、自然食の研究に打ち込み、「無病を望むものは天然に近い食物を摂れ」、「新鮮なもの、季節の旬のものを摂ることによって、からだの免疫力が高まる」など、健康を保つための原則を打ち立てました。

その「食養」という考えを、科学的な検証によってさらに発展させ、具体的な献立へと確立したのが、日野厚博士でした。

日野博士の「食養」理論は、3万人に及ぶデータをもとに、アトピー、アレルギー、喘息、ガン、肝臓病などに対して、目指しい治療効果をあげました。

じつは私自身、この日野式の「食用法」で、突如、発症した全身アトピーを全治しました。アトピー改善の食事についてアドバイスをしてくれたのは、日野博士のもとで助手を務めてきた児玉陽子先生でした。

一般的な病院に行けば、ステロイド剤をすすめられるのはわかっていたので、なんとか食事療法のみで治そうと決意しました。

毎日、痒みで眠れない日が続き、「本当に食べ物で治るの?」と、たびたび疑問に襲われながらも、児玉先生から習った献立を続けました。ようやく約2か月後、見事にアトピー症状がすっかり消えました。

「食養」でアトピーを治して本当に良かったことは、自分が食べているものが病気を作り出すことを実感できたことでした。そして、農薬や添加物を使っていない、健全な食物がきれいな血液を作り出し、それが細胞になることを、身を持って知ったことでした。

もし漫然と病院に行っていれば、毎日、自分が食べているものを徹底して見直そうとはしなかったことでしょう。 考えてみれば当たり前のことですが、毎日の食べものが自分のからだの素材になっているのです。ということは、どんな食材を選ぶのかが、美容や健康にとって、いかに大切なポイントであるかがおのずと思い当たります。

 
 
 

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日野式の「食養」

 

日野式の「食養」では、海苔とごまは、毎日、摂ってほしい食材として推奨されています。

この二つの食材に共通しているのは、カルシウムが豊富であること、そしてそのほかの血液をきれいにしてくれるポリフェノールが数多く含まれていることです。

カルシウムは、私たちのからだを作るのに必要なものであるだけではなく、体内から有害物質を排出するときのメッセンジャーとしても働きます。

アトピー改善の「食養」でも、カルシウムの摂取は、大切なポイントです。最近は、貝殻から砕いたものを原料とした、カルシウム補給のサプリメントも出ていますが、そうしたピュアなカルシウムでは、人体にほとんど吸収されません。

しかし海苔やごまに含まれているカルシウムは、多くの成分とともにあるために、きわめて吸収がいいものになります。

サプリメントよりも、ぜひ「海苔とごま」を常食しましょう。

 
 
 
 
 

また天然のサプリとして、おすすめは、お茶やハーブティーです。朝と昼、夜、そのときどきと分けて、いろいろな種類を飲むのがおすすめ。そうすることで、さまざまな植物の有効成分が数多く、バランスよく摂れるからです。


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:: お知らせ::

星ヶ丘オーガニックサロンがオープンしました

「日本オーガニックコスメ協会」が、名古屋に星ヶ丘オーガニックサロンをオープンしました。オーガニックコスメとオーガニックライフを発信してい きます。

 
 

2017/05/10

【Vol.420】 アイシスオーガニックレター

 

Vol.420

[May 10/2017 ]

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☆彡 薔薇ポリフェノールで陽ざし対策(水上洋子)

:: 「生活便」おすすめオーガニック

国産・無農薬栽培の「オールドローズ」を使用したスキンケアシリーズ(水上洋子)

 
   
   
 
 

薔薇ポリフェノールで陽ざし対策

 
 
 

薔薇は、素晴らしい健康と美容のハーブ

一年のうちで最も美しい季節といえば、やっぱり薔薇が咲くこの頃。

でも薔薇は、見て楽しませてくれるだけではなく、ぜひ日々、使ってほしい美と健康のハーブなのです。

 

美しい薔薇には、本当に驚くほど、さまざまな抗酸化成分が含まれていることが現代科学でも明らかになっています。「抗シワ、皮脂分泌の促進、くすみ防止、肌再生」などに有効なビタミンEやビタミンC、そのほかさまざまな薔薇ポリフェノールが豊富に含まれています。

そして、ますます陽射しが強くなっていく、この季節にもぜひ使いたいのがこの薔薇ポリフェノールの力です。

薔薇ポリフェノールには、メラニン色素が過剰に増えてしまうのを抑えてくれる力があります。メラニン色素を作る材料は、「チロシン」というアミノ酸です。このアミノ酸に「チロシナーゼ」という体内にある酵素が働きかけてメラニン色素が作り出されます。

薔薇ポリフェノールは、「チロシナーゼ」という酵素を抑制する力があるので、メラニン色素が過剰に作られてしまうのを抑えてくれます。

調和的にメラニン色素を抑える薔薇

じつは、メラニンがある程度できる過程は、私たちのからだを守るのに必要な素肌の働きです。メラニン色素生成によって、素肌の奥に有害な紫外線が入りこむのを防いでいるからです。 「チロシナーゼ」を働かなくさせる現代の人工的な薬剤としては、「ハイドロキノン」が有名ですが、こちらはメラニン色素生成の働きを根本から破壊してしまうこともあり、「白斑」というかえって厄介な問題が出たりします。

いっぽう、薔薇がメラニン色素を抑える働きは、肌本来の機能を壊すなど行き過ぎることはなく、調和的に肌に働きかけるので、そのような副作用が出てきません。

 

パワーが強いのは、古来からのオールドローズ

 
 
 
 

薔薇はただ観賞するだけではなく、ヨーロッパや中国では、美容として、薬としても愛用されてきました。

豊富な薔薇ポリフェノールを含む薔薇は、からだを温めて、循環を良くする力があるので、ヨーロッパ中世では、万能薬として使われていました。

人を美しく健康にする力という点では、薔薇はきわめて高い力を持つ花なのです。

ただし現代の薔薇は品種改良が進み、今や農薬と化学肥料でかろうじて美しい姿を保っているだけ。残念ながら、現代的な薔薇の品種は、その美しい姿と引き換えに、本来の香りや薬効を失ってしまっているのです。

美容や健康に有効なのは、品種改良がされていない古代から栽培され続けてきた薔薇の品種です。そうした古い薔薇の品種は一般的に「オールドローズ」と呼ばれています。

今、オーガニックコスメでよく使われているのは、「ダマスクバラ花」。もちろん、「オールドローズ」です。「ダマスク」とは、古代ペルシャの首都ダマスカスから来ています。 この夏は、薔薇の力で紫外線に負けない素肌を育みましょう。

 
 
 

:: 「生活便」おすすめオーガニック ::

 

国産・無農薬栽培の「オールドローズ」を使用したスキンケアシリーズ

 

国産・無農薬栽培の「オールドローズ」を使用したスキンケアシリーズがあります。それがアルテのローズシリーズです。「ダマスクバラ花」という品種の「オールドローズ」と、その他、古くからの植物療法に基づいて、素肌を健康に美しく保つ美容植物が配合されています。天然成分100%なので、薔薇の本来の力がそのまま実感できるシリーズです。


美容液のような泡で洗顔

アルテ ローズ洗顔フォーム >

 

やさしい薔薇の香りが素肌に透明感を与える

アルテ ローズローション >

 

薔薇とローズヒップが素肌にハリと潤いを与える

アルテ ローズ美容バルサム >

 

薔薇のパウダーで、素肌を紫外線から守る

アルテ ルーセント ローズパウダー >

 
 

2017/05/01

【Vol.419】 アイシスオーガニックレター

 

Vol.419

[May 1/2017 ]

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☆彡 オーガニック美容法で体も自然も守る(水上洋子)

:: 「生活便」おすすめオーガニック

毎日使うものは、天然100%にこだわる(水上洋子)

 
   
   
 
 

オーガニック美容法で体も自然も守る

 
 
 

自分も「自然」の一部という当たり前のこと

人のからだをはじめ、どんな生物の細胞も、たった20種類ものアミノ酸が作るたんぱく質で構成されています。その20種類のアミノ酸は、なんと6万種類ものたんぱく質を作り出して、私たちのからだ(細胞、血液、筋肉など)を構成しています。なんだか、すごーいですね!

 

ところでいったい何が、生命のたんぱく質を作るものがアミノ酸であり、その数は20種類と決めたのでしょうか? 当然ですが科学者が決めたわけではありません。

20種類のアミノ酸は、「自然」の中で生命の構成成分として生み出されたものです。それらは何億年もかけて発展進化した生命のネットワークによって生み出されたものです。

つまりアミノ酸の数やその種類、およびあまりに見事な遺伝子の仕組みは、「自然」自身が作り出した「自然のルール」のひとつであり、いかに科学が発展しようと、人はその「自然のルール」を応用することはできても、そのものを変えることはできません。

そのように自然界には、人が変更することは不可能な「自然のルール」があちこちに織り込まれています。

「オーガニック」という言葉には、「生命の源」という意味がありますが、生命は、20種類のアミノ酸が複雑に組み合わさりながら、ひとつの微生物から植物、動物、そして人へと進化してきました。そして今日、あなた自身がここにいるわけです。

生命の生成と進化発展の長い歴史、その仕組みに目を向けると、<自然のルール>そして<自分の自然>に対して、おのずと深い敬意を抱かざるを得ません。

 

オーガニック美容法とは、「自然」からもらった力に気づくこと

 
 
 
 

残念ながら、現代生活は、<自然のルール>そして<自分の自然>に敬意を払うどころか、どんどん遠ざかっており、美容法もまたあまりにも人為的なものになっています。

今の美容は、瞬間的に、流行などの美の基準に従って、変身することと考えられているといってもいいでしょう。そのために合成成分で髪やつめの色を変え、合成接着剤でまつげを付け、目の色や大きさを変えるカラーコンタクトを使うのがごく当たり前になっています。

つまり髪、肌、つめの色を変える染色剤やコーティング剤(=被膜)が美容素材となるわけですが、それらの人為的な美容素材は、ことごとく石油合成成分が原料となっています。その結果、本来の髪、素肌、つめの細胞は、つねに人工的な合成成分に覆われ、結果的には酸化(=老化)へと導かれてしまいます。

現代の美容のあり方は、本来の<自分の自然>である細胞を萎縮させ、生命そのものの輝きまで弱めてしまいます。現実に様々な薬害による問題が起きてきています。

私たちの肌は、もともと、美しくなろうとする「自然」の働きを持っています。

たとえば、肌は本来、潤う力を持っていますし、また外的な悪影響に抗して、肌を清潔に保ち、炎症を防ぐ機能を持っています。さらに表皮にあるケラトヒアリン顆粒に紫外線を反射させてUV対策をする働きもあります。

「自然」からもらった本来の力に気づき、それを大切にすること。

そこに本当の意味でのオーガニック美容法があるのではないでしょうか。

 
 
 

:: 「生活便」おすすめオーガニック ::

 

毎日使うものは、天然100%にこだわる

 

「オーガニック生活便」では、天然100%のスキンケア、メイク、ヘアケア製品、そして洗剤や雑貨をお取扱いしています。それは、自然界の本来の働きをできる限り、壊さないようにしたいからです。毎日、使うものは、天然100%にこだわること。それが自分の内なる自然=体を守り、そして自分の外の自然=環境を守ることになります。

たとえば家庭で使われる合成洗剤は、自分の手を荒らすだけではなく、川や湖の水質汚染にもつながります。台所洗剤や洗濯洗剤は、石鹸ベースのものを使いましょう。

 

石鹸ベースだから、洗った衣服が肌にやさしい

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食器洗いも洗濯もこれひとつでOK

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植物の香りで、洗濯物の消臭と抗菌ができる

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