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[July 20/2017 ]
季節のオーガニックに関するお話や 商品情報を毎月3回お届けします。 発行*アイシス編集部
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☆彡 ワイズウーマンが家族の健康を守る(水上洋子)
家族の健康を守るオーガニックケアの基本は、石けんから始まります。(水上洋子)
最近、街で気になる光景は、お揃いの色に髪を染めたお母さんと小さな子供さん。 けっこういます……。
ヘアダイは、「アレルギーやガンになるリスクが高くなる」と言われているのに大丈夫? と心配になります。そもそもヘアダイの素材が、問題の多い石油合成成分なので大人だって心配ですが、子供の場合はもっと心配です。 そんな心配のいっぽうで、とてもいい話も聞きました。 先日、「うちの娘は、頭から足の先まで、全部、オーガニックコスメでやっているんですよ」とYさん。 20代の娘さんだそうです。ヘアダイ、ネイルアート、エクステが欠かせないものになってしまいそうな年代ですが、黒い髪を大切にし、石けんシャンプーを使い、スキンケアからメイクまで、すべてオーガニックで貫いているとのこと。 じつは、Yさんは、日本オーガニックコスメ協会で、セラピスト講座を受けた人です。そのセラピスト講座では、頭から足の先まで、まるごと、天然成分100%のアイテムにこだわって、しっかりケアできるようになることが目標になっています。 というのも、スキンケアやボディケアは、なんとかオーガニックに替えても、シャンプーだけは合成シャンプーという人が多いからです。 でもそれではあまり意味がありません。 というのは、シャンプーはもっとも多く、日常的に使うアイテムだからです。
シャンプーは、髪を洗うたびに、顔にも、そしてボディにも流れます。 スキンケアはすべてオーガニックコスメに変えたのに、「乾燥肌が治らない」、「吹き出物が出る」などの悩みを持つ人は、ほとんどの場合、以前と同様に「合成シャンプーを使っています」という答えが返ってきます。
「石けんシャンプーがいいとはわかっていても、やはりきしみがひどくて変えられない」というわけです。 実は石けんシャンプーで洗うことができない髪ほど、髪のキューティクルが消失しており、ダメージが大きな状態です。 合成シャンプーは髪や頭皮にダメージを与えるだけではなく、浸透性がいいために、からだの中にも入って蓄積します。最近は、生理痛や女性特有の病気に悩む人が増えているのも、そうした合成成分の体内蓄積が影響しています。 Yさんの娘さんは「オーガニック化」に成功したものの、Yさんの夫は、「石けんシャンプーなんて嫌だよ!」といっこうに話を聞こうともしなかったとのこと。以前から夫は、「髪が薄い」という悩みがあったので、なんとか石けんシャンプーに変えてほしかったそうですが……。 「うちの人は頑固だから」とYさんはあきらめ気味だったのですが、あるとき夫の髪がぺしゃんこではなく、盛り上がっていることに気がつきました。 「髪が増えたんじゃない」と声をかけると、夫は、「実はバスルームにあったお前の石けんシャンプーを使っていたんだ」と言ったのでびっくり! 「ああ、うちの人もついにオーガニックの良さがわかってくれた」とYさんは、とても嬉しかったそうです。 改めて、家族の美と健康を守るのは、一家のお母さんなのだと思いました。 中世ヨーロッパで、自然療法についてよく知っている女性は、「ワイズウーマン」と呼ばれていました。「ワイズウーマン」の家族はみんな健康であり、そのため、ほかの村人も、病気の相談に行ったそうです。 周りの人たちの健康を守るために、現代ワイズウーマンを目指しませんか。
残念ながら、今やシャンプー、洗顔フォーム、歯磨き、台所洗剤など、「洗う」ことを目的とした製品は、ことごとく「合成界面活性剤」が使用されています。「合成界面活性剤」は、たんぱく質変性作用があり、シャンプーの場合は、髪のキューティクルや頭皮、洗顔フォームや台所洗剤の場合は、肌が徐々に溶かされてしまいます。怖いことに歯磨きにも「合成界面活性剤」が使われており、粘膜に包まれた歯茎や舌の味蕾にダメージを与えます。 家族の美と健康を守るために、しっかりと成分をチェックして、「オール石けんライフ」を始めましょう!
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[ July 10/2017 ]
☆彡 素肌と素髪を大切にする オーガニック・ビューティ (水上洋子)
素肌と素髪の美しさを取り戻しませんか。(水上洋子)
最近の美容の傾向を見ていると、どんどん自然からかけ離れていっていることが気になります。ヘアダイ、エクステ、ネイルアート、そして誰もが同じような顔になってしまうような過剰なメイク……。
どうやら自分ではない誰かに「変身」することが美容になっているようです。 でもそうした美容の傾向は、女性たちのからだに大きな負担をかけています。何故ならこうした「変身」に必要な美容素材がことごとく、石油から作られた合成成分だからです。 つまり今の美容は、石油合成成分のプラスチックで覆われているのに等しく、いわばプラスチック・ビューティ。 そうしたプラスチック・ビューティを続けるうちに……、メイクなしでは見せたくないほど素肌は荒れていき、髪の乾燥や抜け毛に悩むことに。本来の素肌や髪がじょじょに不健康になっていっているのです。 石油から作られた合成成分は、たんに素肌や髪など外見上の問題だけではなく、からだの内側にも運ばれて蓄積していくという深刻な問題があります。 アレルギーや生理痛、女性特有の病気、そのほかの疾患に悩む女性が増えているのは、プラスチック・ビューティと無関係とは言えません。
残念なことに、素肌や本来の髪が美しい人がとても少なくなってしまいました。 石油で全身を覆うプラスチック・ビューティから、自分の素肌や髪を解放しませんか? 実は、本当に健康な素肌は、ファンデーションで覆った肌よりも、はるかに美しい輝きを持っています。
また髪本来の艶=キューティクルがある健康な髪は、とても美しい光を放っています。 もともと自分自身が持っているはずの、本来の美しさをもう一度、取り戻しませんか? そう、自分の素肌と素髪を取り戻しませんか? まずは、ほかの誰とも違う、自分の美しさに気づき、それを大切にしたいものです。 オーガニック・ビューティは、自然の力に敬意を払い、その力を活用します。 そして私自身の自然を大切にします。 オーガニック・ビューティは健康な生命と結びついており、内側から力強く輝きます。 オーガニック・ビューティは、自分の健康に加えて、周囲の人々、動植物、そして地球の健康にも配慮します。 だからこそオーガニック・ビューティは、幸福感ともつながっているのです。
「オーガニック生活便」では、一切の石油原料が使われていない製品だけを紹介しています。それは、本来の素肌そして素髪の健康と美しさを大切にしてほしいからです。オーガニックな製品で育まれた素肌や髪の美しさは、偽物ではなく、本物。つまり、実力です。 本物のオーガニックな製品は、私たちの素肌や髪の健康や美しさを守るだけではなく、心やからだをも守ってくれます。
髪のキューティクルを取り戻して、素髪美人になる!
素髪の艶コンディショナー アルテ >
シンプルケアで、素肌の健康と美を取り戻したい!
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[July 1/2017 ]
☆彡 石鹸シャンプーで、夏の紫外線に強い髪を育む(水上洋子)
使いやすい石鹸シャンプー (水上洋子)
最近は、「髪にも紫外線ケアが必要」といった話をよく聞きます。 強い陽ざしのせいで、すぐに髪がパサパサになったり、色が変わったり……。 でも実は、皆さんの髪そのものが紫外線に弱くなっていることを知っていますか?
原因は、合成シャンプーです。 合成シャンプーの洗浄成分は合成界面活性剤。 合成界面活性剤は、たんぱく質変性作用があるため、髪を保護している透明層のキューティクルをどんどん壊してしまいます。 キューティクルのない髪は、ストレートに紫外線の影響を受けやすくなってしまうのです。 とくに夏は、朝も夜もと、髪を洗う回数が増えます。そのたびに合成シャンプーを使うわけです。合成シャンプーが引き起こす問題は、ただ髪が細くなるだけではありません。頭皮も薄くしていくため、痒みやフケの問題も出てきます。 また合成シャンプーは、顔やからだにも流れ落ちるので、この場合は、たんぱく質変性作用で肌バリアが薄くなっていきます。 夏が終わり涼しくなってくると、髪が乾燥しきり、からだのあちこちが痒くなる人がどっと増えるのは、頻繁に使った合成シャンプーが原因かも。
合成シャンプーを使っているけど、髪は「つやつや」なので問題はないと思っている人も多いようです。 でもその「つやつや」は、実力ではなく、合成ポリマーの「つやつや」です。 合成ポリマーは、髪全体をビニールコーティングしてくれているだけなのです。 その間にも、さらに髪は細くなり、芯だけになっていきます。
まやかしの「つやつや」に満足していないので、髪が本来持っている「つやつや」=キューティクルを取り戻しませんか。 キューティクルを取り戻すために、もっとも大切なポイントは、まずは合成シャンプーを止めることです。 アミノ酸系シャンプーを使っているから大丈夫という人も多いのですが、これもまた合成シャンプーで、髪や頭皮にダメージを与えます。 オーガニックシャンプーを使っているから大丈夫という人は、成分をしっかりとチエックしてくださいね。オーガニックとは名ばかりで、実は合成シャンプーという製品が出回っています。 本当の髪の艶=キューティクルを取り戻すには、やはり石鹸シャンプーを使うことです。 長年、使ってきた合成シャンプーのおかげで、キューティクルがすっかり消失している髪には、石鹸シャンプーは、最初のうち、きしみ感があるかもしれません。しかし頭皮から伸びている髪にはキューティクルがあるので、それが順調に伸びてくれば石鹸シャンプーはぐんと使いやすくなります。 何よりうれしいのは、石鹸シャンプーを使い続けていると、まず髪のボリュームが出てきます。そしてまったく合成ポリマーにたよる必要のない、髪本来の艶が蘇ってきます。それは、本物のその人の実力の「つやつや」です。 嬉しいことにキューティクルがある髪は、夏の紫外線にも強くなります。キューティクルには、紫外線を和らげる効果があるからです。 そのため、いつもほどほどにしっとりサラサラの髪をキープすることができます。 髪を頻繁に洗う夏だからこそ、石鹸シャンプーを使いましょう。 そして紫外線に負けない、本物の「つやつや」髪を大事に育てましょう!
「オーガニック生活便」では、シャンプーは、石鹸ベースのものだけを紹介しています。髪が傷んでいる人ほど、最初は、石鹸シャンプーできしんだりするのですが、最近は、石鹸シャンプー入門者にも使いやすい製品も出てきました。 たとえばアルテの「素髪の艶シャンプー」。いろいろな石鹸シャンプーを使ったけどダメと言う人も、「これなら使える!」という声が多く寄せられています。頭皮をケアし、育毛を応援する植物エキスも多く配合されているので、髪のボリュームが無くて悩んでいる人には、ぜひぜひ試してほしいシャンプーです。 また石鹸シャンプーの後は、かならず酸性のコンデショナーを使ってください。髪に艶を与え、サラサラに仕上がります。
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