2017/07/20

【Vol.427】 アイシスオーガニックレター

 

Vol.427

[July 20/2017 ]

季節のオーガニックに関するお話や
商品情報を毎月3回お届けします。
発行*アイシス編集部

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【 C O N T E N T S 】

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:: Feature Story

☆彡 ワイズウーマンが家族の健康を守る(水上洋子)

:: 「生活便」おすすめオーガニック

家族の健康を守るオーガニックケアの基本は、石けんから始まります。(水上洋子)

 
   
   
 
 

ワイズウーマンが家族の健康を守る

 
 
 

子供のヘアダイ、大丈夫?

最近、街で気になる光景は、お揃いの色に髪を染めたお母さんと小さな子供さん。

けっこういます……。

 

ヘアダイは、「アレルギーやガンになるリスクが高くなる」と言われているのに大丈夫? と心配になります。そもそもヘアダイの素材が、問題の多い石油合成成分なので大人だって心配ですが、子供の場合はもっと心配です。

そんな心配のいっぽうで、とてもいい話も聞きました。

先日、「うちの娘は、頭から足の先まで、全部、オーガニックコスメでやっているんですよ」とYさん。

20代の娘さんだそうです。ヘアダイ、ネイルアート、エクステが欠かせないものになってしまいそうな年代ですが、黒い髪を大切にし、石けんシャンプーを使い、スキンケアからメイクまで、すべてオーガニックで貫いているとのこと。

じつは、Yさんは、日本オーガニックコスメ協会で、セラピスト講座を受けた人です。そのセラピスト講座では、頭から足の先まで、まるごと、天然成分100%のアイテムにこだわって、しっかりケアできるようになることが目標になっています。

というのも、スキンケアやボディケアは、なんとかオーガニックに替えても、シャンプーだけは合成シャンプーという人が多いからです。

でもそれではあまり意味がありません。

というのは、シャンプーはもっとも多く、日常的に使うアイテムだからです。

 

現代のワイズウーマンが皆の健康を守る

 
 
 
 

シャンプーは、髪を洗うたびに、顔にも、そしてボディにも流れます。

スキンケアはすべてオーガニックコスメに変えたのに、「乾燥肌が治らない」、「吹き出物が出る」などの悩みを持つ人は、ほとんどの場合、以前と同様に「合成シャンプーを使っています」という答えが返ってきます。

「石けんシャンプーがいいとはわかっていても、やはりきしみがひどくて変えられない」というわけです。

実は石けんシャンプーで洗うことができない髪ほど、髪のキューティクルが消失しており、ダメージが大きな状態です。

合成シャンプーは髪や頭皮にダメージを与えるだけではなく、浸透性がいいために、からだの中にも入って蓄積します。最近は、生理痛や女性特有の病気に悩む人が増えているのも、そうした合成成分の体内蓄積が影響しています。

Yさんの娘さんは「オーガニック化」に成功したものの、Yさんの夫は、「石けんシャンプーなんて嫌だよ!」といっこうに話を聞こうともしなかったとのこと。以前から夫は、「髪が薄い」という悩みがあったので、なんとか石けんシャンプーに変えてほしかったそうですが……。

「うちの人は頑固だから」とYさんはあきらめ気味だったのですが、あるとき夫の髪がぺしゃんこではなく、盛り上がっていることに気がつきました。

「髪が増えたんじゃない」と声をかけると、夫は、「実はバスルームにあったお前の石けんシャンプーを使っていたんだ」と言ったのでびっくり!

「ああ、うちの人もついにオーガニックの良さがわかってくれた」とYさんは、とても嬉しかったそうです。

改めて、家族の美と健康を守るのは、一家のお母さんなのだと思いました。

中世ヨーロッパで、自然療法についてよく知っている女性は、「ワイズウーマン」と呼ばれていました。「ワイズウーマン」の家族はみんな健康であり、そのため、ほかの村人も、病気の相談に行ったそうです。

周りの人たちの健康を守るために、現代ワイズウーマンを目指しませんか。

 
 
 

:: 「生活便」おすすめオーガニック ::

 

家族の健康を守るオーガニックケアの基本は、石けんから始まります。

 

残念ながら、今やシャンプー、洗顔フォーム、歯磨き、台所洗剤など、「洗う」ことを目的とした製品は、ことごとく「合成界面活性剤」が使用されています。「合成界面活性剤」は、たんぱく質変性作用があり、シャンプーの場合は、髪のキューティクルや頭皮、洗顔フォームや台所洗剤の場合は、肌が徐々に溶かされてしまいます。怖いことに歯磨きにも「合成界面活性剤」が使われており、粘膜に包まれた歯茎や舌の味蕾にダメージを与えます。

家族の美と健康を守るために、しっかりと成分をチェックして、「オール石けんライフ」を始めましょう!


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