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[August 1/2017 ]
季節のオーガニックに関するお話や 商品情報を毎月3回お届けします。 発行*アイシス編集部
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☆彡 過去から未来へ向かうオーガニックコスメ(水上洋子)
昔の日本のスキンケアで、素肌美人を目指しませんか?(水上洋子)
オーガニックコスメという言葉が登場した背景には、世界的に環境問題が切実なものになってきたことと関係があります。
近年になって人々の生活が、自然と離れるしたがって様々な健康問題が出てきました。やはり「自然」は、健康と切り離すことができないことを人々が気づき始めたのです。 まずは農薬や添加物を使っていないオーガニックフードが注目されるようになりました。 その後、食べ物の次に、人間の身体にとって身近なものである化粧品も注目されるようになり、オーガニックコスメという言葉や考え方が出てきました。 オーガニックコスメの良き見本となったのが、昔から人々が実践してきたスキンケアです。 日本であれば、昔ながらの美容品として、洗顔料として米ぬか、化粧水としてヘチマ水、洗髪料として海藻の「ふのり」などが使われていました。 いかにも素朴な化粧品ですが、明治時代、外国からやってきた人々に、「日本女性は、世界一、美しい肌をしている」と絶賛されました。素肌美人が当たり前だったのです。 ヨーロッパでは、カミツレやローズの花のエキスをアルコールで抽出したものや植物オイル、石鹸、クレイなどが使われていました。 昔は農薬もなく、化学物質も無かったので、オーガニック化粧品は世界のどこでもごく当たり前のものでした。
近年になって、石油からありとあらゆるものが作られるようになりました。石油燃料、農薬、医薬品、そして化粧品にも、石油から作られた合成成分が使われるようになり、今日にいたっています。 たとえばあのシャネルも、石油から作られた合成成分アセトアルデヒド類を香水に使おうと考えた最初の人でした。
石油から作られた合成成分は、しばらくは、「科学の進歩」として受け止められましたが、やがて、それらは人の素肌や体にとって、アレルギーをはじめ、数多くの疾患の原因になることがわかってきました。 同時に、石油燃料や石油製品の氾濫が、環境汚染や温暖化の原因になっていることが明らかになってきたのです。 当然のことながら、「健全な環境の中で、自然なものを使った生活」を求める人が増えてきます。つまりオーガニックなライフスタイルです。 世界各地の人が受け継いできた、伝統的な美容法に学ぶオーガニックコスメは、決して一時的な流行ではなく、人々が健康な素肌を保つために、時代を超えたものなのです。 どんなに科学がすすもうと、どんな時代になろうとも、人が健康に生きるためのルールは変わることはありません。そのルールは、自然を尊敬し、自然を大切にすることとしっかりと結びついているのではないでしょうか。
日本で昔から使われてきたスキンケアとして、コメヌカ洗顔があります。素朴なイメージがありますが、実は、コメヌカには数多くの美容成分が入っています。若返りビタミンと言われるビタミンEのほか、「γオリザノール」という成分には、様々な美容効果が明らかになっています。 「γオリザノール」は、肌のきめを整えたり、紫外線を防ぐだけではなく、メラニンの生成を抑制するという報告もあり、シミやくすみのケアにも適しています。 そのほか、乾燥肌に対しては、皮脂分泌の機能を改善する効果もあります。やはり昔の日本女性が「世界一美しい素肌をしている」と言われたのには、それなりの根拠があったのですね。 昔の日本のスキンケアで、素肌美人を目指しませんか?
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