「オーガニック生活便」で配信しているメールマガジンのバックナンバーです。体にも地球にも優しいオーガニックライフを提案しています。オーガニックレターの登録変更、解除はこちら
[October 20/2016 ]
季節のオーガニックに関するお話や 商品情報を毎月3回お届けします。 発行*アイシス編集部
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毎日をもっと元気に心地よくする、安心安全なオーガニックライフに役立つ情報をお届けします。
☆彡 本物調味料を使って、おいしくヘルシー鍋料理(水上洋子)
昔ながらの調味料でお鍋がもっとおいしくなる(水上洋子)
★日本オーガニックコスメ協会が、手作りオーガニックコスメのイベントを開催します
★第1回オーガニックライフスタイルEXPO開催
みりんは、昔から使われてきた日本独自の調味料。煮物や炊き合わせに使われてきました。
修行中の料理人は、かなりの腕になるまで、なかなかみりんは使わせてもらえなかったそうです。というのは、みりんを加えただけで、料理の味わいがぐんとアップするからです。つまり料理の腕がそれほどでもなくても、みりんさえ加えれば、ごまかせるのです。 「オーガニック生活便」でも、いくつかのみりんを扱っていますが、キャップ1.2杯のみりんを加えるだけでいつもの料理が「あれっ!」と思うほどおいしくなってしまいます。 まさにみりんは、「魔法」の伝統調味料なのです。 でも最近、ちょっと気になるのは、偽のみりんが多く出ていること。 「みりん風調味料」、「本みりん」などの名前で出ていますが、それらは昔ながらのみりんとは、「似て非なるもの」です。 どこが違うのかというと、「偽のみりん」は、昔ながらのみりんに似た味わいを出すために、水アメや葡萄糖、食品添加物のグルタミンソーダ、酸味料、醸造アルコールなどを混ぜ合わせるだけで、時間をかけずに速成で作っています。 いっぽう、昔ながらのみりんの原料は、もち米、米こうじ、本格焼焼酎だけ。それらを1年から3年、じっくりと時間をかけて発酵させて作ります。その発酵期間の間に糖度が増して、みりんになっていくのです。ですから本物のみりんには、一切、砂糖は加えられていません。
本物みりんは、発酵期間中に糖度が増すだけではなく、微生物の働きによってさまざまな天然アミノ酸やそのほかの旨み成分が作り出されていきます。 その結果、たんなる甘みだけではなく、コクのある深い味わいがある調味料になります。天然アミノ酸やそのほかの旨み成分は、からだの中に入ると、食べ物を分解する酵素として使われたり、あるいは、からだを整えてくれる働きもあります。
そのため昔、みりんは、田植えなどが終わったときに、みんなで揃って飲むお楽しみにもなっていました。いわば疲労回復の栄養ドリンク剤にもなったわけです。 昔ながらの調味料は、ただ料理をおいしくするだけではなく、からだを整える薬のような役割も果たしていたわけです。 残念ながら現代の調味料は、砂糖と添加物がいっぱい。からだを整えるどころか、アレルギーや生活習慣病の原因にも関わっています。 ぜひ毎日の調味料は、安心素材、昔ながらの製法を守ったものを使いましょう。おいしく健康を守ることができます。
寒くなってくるとやっぱりおいしいのが鍋料理。 旬の野菜をたくさん使って作りましょう。その際、鍋の調味料はぜひ本物で揃えたいもの。 塩、しょうゆ、みりん、酢など、昔ながらの調味料で作るだけで、びっくりするほどおいしい鍋になります。本物の調味料を使った鍋は、からだの調子を整えてくれるので、からだを中から温め、風邪予防としても有効です。 もうひとつのおすすめは、森修焼のお鍋。独自の鉱石のブレンドが練り込まれているので、野菜やそのほかの具がまろやかにおいしくなります。
有機三州味醂 角谷文治郎商店 >
国産有機醤油 機有るべし 900ml 大徳醤油 >
海水塩 500g 青い海 >
純米富士酢 創健社 >
丸ごと根昆布だし 300ml 北海道ケンソ >
味鍋なごみ 大 森修焼 >
★お知らせ その1 日本オーガニックコスメ協会が、手作りオーガニックコスメのイベントを開催します。 今回は、オーガニックローズを使って、化粧水、クリーム、ファンデーションを作ります。もちろん天然100%のオーガニックコスメです。 日時 11月13日(日) 15:00−17:00 場所 青山キッチン(表参道) 詳細とお申込みはこちらから http://joca.jp/news/20160930.htm
★お知らせ その2 第1回オーガニックライフスタイルEXPO開催。 オーガニックフード、オーガニックコスメ、オーガニック雑貨が全国から大集合! 「衣食住」丸ごとオーガニックを体験できるイベントです。「日本オーガニックコスメ協会」は、JOCA推奨品オーガニックコスメのブースで参加します。 日時 11月18日(金) 19日(土) 10:00−17:00 場所 国際フォーラム(有楽町) 詳細と入場案内はこちらから http://joca.jp/news/20160825.htm
[October 10/2016 ]
☆彡 毎日の生活にアマゾンの植物の恵みを(水上洋子)
持続可能な採取方法にこだわったアマゾンの植物オイル(水上洋子)
「オーガニック生活便」14号で紹介したアマゾンの植物オイル「アンジェ ローバ」を購入した方から、先日、こんな電話が来ました。 この方は慢性的な頭痛に悩んでおり、頭痛薬が手放せないとのことでした。
「でも頭痛薬は、副作用がアメリカでも問題になっているほどなので、前からやめたいと悩んでいたんです。これまでハーブティーや整体、運動など、ナチュラルな方法をいろいろと試したのですが、いっこうに良くならなくて諦め気味でした」。 その日、彼女はうっかり、購入して間もないアンジェローバの小瓶をテーブルの上にひっくりかえしてしまったとのこと。 「もったいない」と慌てて、こぼれたアンジェローバを手ですくい、首やこめかみ、頭皮に塗りつけたそうです。 そしてその夜、「いつも定期的に襲ってくる偏頭痛が起こらなかったんですよ」。 はたしてそれがアンジェローバの効果がどうかはわかりませんが、「薬なしで過ごせた!」と彼女はすっかり感動してしまったとのことでした。
アンジェローバは、アマゾンの森の樹から採取されたレジンオイルです。アンジェローバの樹の幹に傷をつけ、樹が枯れない程度の量のオイルを採取するのが先住民族の伝統です。 アマゾンの先住民族の人々は、何よりもこのアンジェローバと、そしてコパイバマリマリオイルを万能薬として重宝していたとのこと。
コパイバマリマリオイルは、からだの表面つまり肌に関したトラブルに。傷や火傷、のどの痛み、歯肉の痛みなどのケアに用いていました。 いっぽうアンジェローバは、からだのより奥に関したトラブルに。筋肉痛、内臓の疾患などのケアに使われてきました。 つまりからだの外側はコパイバマリマリオイル、からだの内側はアンジェローバでというように、この二つの植物オイルがあれば、ほぼあらゆる治療が可能とインディオの人々は考えていたそうです。 またインディオの女性たちが美容のために使っていたパラカシオイルというものもあります。このオイルは、シワやシミなどをケアする効果があると言われてきました。 でも素朴な植物オイルが、それほどの効果があるわけはないと思われがちですが、じつは現代医学の分野でも、アマゾンの植物は抗酸化力が抜群に高いことで、注目されています。 アマゾンの森で生き抜く植物から採れたオイルには、現代医薬を遥かに超えたパワーが秘められているようなのです。 地球の空気の30%を作っているというアマゾンの森。そこには、人に素晴らしい癒し力を贈ってくれる樹々が生きています。でも今、その森が、どんどん壊されていっているという現状は、言い知れぬ悲しみを覚えます。 森を守ることは、真の意味で私たちの健康を守ることに直結しているのです。
「グリーンハート」は、アマゾンの森と、先住民族の暮らしを守ることを目的にして活動しているNGO。最近は、アマゾンの植物にちなんだ医薬品が注目されていますが、「グリーンハート」は、決して大量生産を目指すことなく、伝統的な先住民族の採取法にこだわった植物オイルを製品化しています。そのほうが未来も持続可能な仕事になるからです。 「オーガニック生活便」は、「グリーンハート」の活動に共鳴して、アマゾンのレジンオイルの取り扱いを始めています。貴重なレジンオイルを生活に取り入れて、アマゾンの森のパワーと、何千年も続いてきたインディオの人々の伝統療法を実感してください。
アンジェローバオイル >
エンジェル・ラブ マッサージオイル >
コパイバ マリマリ >
コパイバ のど飴 >
パラカシオイル >
[October 1/2016 ]
☆彡 界面活性剤とは?(水上洋子)
石けんシャンプーで頭皮を健康に(水上洋子)
医療現場での不審な問題が明るみに出て以来、「界面活性剤」という言葉を報道でよく見かけるようになりました。
「界面活性剤」の「界面」とは、質が違うものの境界を意味しており、「活性」とは、境界を無くしてしまうことを指しています。つまり本来、混じり合わない水と油を、混じり合うようにできる成分です。 そのため化粧品では、洗浄成分や乳化剤としてよく使われています。 ところで「界面活性剤は細胞を壊す」、と言った言葉が今、飛び交っていますが、ちょっと誤解があるようなので気になります。 正確には、「界面活性剤」ではなく、「合成界面活性剤」というべきでしょう。 今回、使われていた「界面活性剤」は、「陽イオン系界面活性剤」だったとのことで、「合成界面活性剤」だったことが明らかになっています。 ちなみに「界面活性剤」は、4つの種類に分けられます。「陽イオン系界面活性剤」、「両性界面活性剤」、「非イオン界面活性剤」、「陰イオン界面活性剤」があります。これらは、「界面活性剤」が水に溶けた状態の特性を表しています。
石けんもまた「界面活性剤」であり、「陰イオン界面活性剤」に分類されていますが、「合成界面活性剤」のように細胞を壊す働きはありません。 石けんは、何かを洗うと、すぐに「活性」という働きを失うのです。ところが「合成界面活性剤」は、洗った後も「活性」という働きを失うことがありません。水と油を混ぜ合わせる「活性」という働きを持ったままなので、肌の奥に浸透し、細胞を壊してしまうなどの作用を及ぼします。
「合成界面活性剤」がベースの合成シャンプーが、石けんシャンプーに比べて泡立ちがいいのも、「活性」という働きが持続するからです。 「合成界面活性剤」は、外に流れ出ても「活性」という働きを保ち続けるために、白く泡だったまま、川を流れていきます。そのため川のなかの微生物や水系生物が影響を被り、それらの細胞が壊されてしまいます。やがて川には微生物や水系生物がほとんどいなくなり、その結果、川は自然の浄化力を失って濁っていきます。 「合成界面活性剤」の怖い働きは、もちろん私たちの体内でも同様のことが起きています。浸透性のいい「合成界面活性剤」は、肌細胞を壊しながら、毛細血管にも入り、体中に運ばれてしまいます。ということは、血管中の血液細胞にも影響を与えますし、運ばれて蓄積した先でも細胞を壊してしまいます。 今、「婦人科系の病気」が急激に増えていることも、合成シャンプーが関係しているのではという説も出ています。 事実、シャンプーを合成から石けんに変えただけで、生理痛が軽くなったという話もあるほどです。 「界面活性剤は細胞を壊す」は正しくはありませんが、「合成界面活性剤は細胞を壊す」は、事実です。髪と頭皮と、そしてからだのために、ぜひ石けんシャンプーに変えましょう。
合成シャンプーを使い続けると、ツヤである髪の細胞、キューティクルも壊されて溶けていきます。その結果、ツヤのない細い髪になってしまいます。しかしキューティクルが溶けるときは、スルスルときしみなく洗えるように感じるため、使いやすいと感じてしまいます。 また細胞を壊す合成シャンプーは、当然のことながら、頭皮細胞も壊すので、痒みやフケとなって出てきます。 「泡立ちもいいし、きしみ感がなく洗えるから合成シャンプーでいい」と言う人も多いのは事実ですが、身体の細胞にとってあまりにもリスクが大きいわけです。 石けんシャンプーを使うことによって、まずキューティクルが蘇ってきますし、頭皮も健康になります。また自分のからだにとっても、細胞を壊す不安がない石けんシャンプーが安心です。 石けんシャンプーで洗ったあとは、必ず酸性のリンス(またはコンデショナー)を使うことで、サラサラに仕上がります。
アイシス オーガニックシャンプー&コンディショナーセット(ハーバルローズ・しっとりタイプ) >
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