ハチミツは世界各地の長い歴史の中でさまざまな用いられ方をされてきました。 世界のどこでも共通するのは、ハチミツを貴重なものとして扱っていたこと。人々は、琥珀色のハチミツの魅力は甘さだけでなく、からだにとってさまざまな有益な成分が含まれていることを知っていました。 ハチミツはただ食されていたのはなく、貴重な薬としても尊ばれてきました。中国最古の薬学書『神農本草経』にはハチミツが「心腹の邪気による病を治し」「五臓を安らかにする」と書かれ、ハチミツは古代中国では薬として珍重されていたことがわかります。 日本でも古くからハチミツは貴重な嗜好品として、もしくは薬として用いられていました。平安時代の薬学書『医心方』には、ハチミツによる病気の処方や栄養、美容について書かれています。 季節の変わり目には、ハチミツパワーで体調管理 |