水と油を混ぜることができる界面活性剤は、洗浄成分として、そしてクリームの乳化剤として使われています。化粧品の製造にとっては、なくてはならないものです。 界面活性剤=合成と思っている人もよくいますが、そうではありません。 界面活性剤にも、天然と、合成があります。 天然の界面活性剤の代表的なものが石けんです。また豆類や卵に含まれるレシチンなども天然の界面活性剤です。 いっぽう合成界面活性剤というと、その多くが石油合成、あるいは一部は植物油を使いながらも石油合成したものなどがあります。ポリオキシエチレンアルキルエーテルやラウリル硫酸ナトリウムなど現在,約2000種類以上の合成界面活性剤があります。 合成シャンプーや合成洗剤には、合成界面活性剤が洗浄成分になっています。 天然と合成の界面活性剤の違いは? |