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[May 10/2016 ]
季節のオーガニックに関するお話や 商品情報を毎月3回お届けします。 発行*アイシス編集部
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☆彡 合成成分にたよらない防虫対策をしよう!(水上洋子)
植物の力を使いこなして、安心安全の虫よけを(水上洋子)
ネオニコチノイド系農薬という言葉を知っていますか? 以下、ネオニコ系農薬と省略しますが、その特色は、少ない量で殺虫効果を示す「神経毒」であることと、効果が長期間にわたって続く「残効性」にすぐれていることです。1990年代から登場してきた農薬ですが、今や世界の農薬の種類では売り上げでは第一位です。
ネオニコ系農薬への不安が言われだしたのは、ヨーロッパ諸国でのミツバチの大量死や突然、巣が空っぽになってしまう現象でした。どうやらこのネオニコ系農薬によって、神経が侵され、方向がわからなくなるのではないかという推測も出てきました。 私の経験でも、頻繁に農薬を散布する梨畑に遊びにいった子猫たちが、焦点が合わない異常な目になって、フラフラしながら帰ってきたということがありました。 怖いことに、ネオニコ系農薬の使用は、農作物だけではありません。住宅用建材や家庭用殺虫剤やペットのノミ取り、シロアリ駆除剤、ガーデニング農薬など身近な生活周りでも使用されており、日本でも、年々、それらの販売量が増加しています。 頭痛やイライラ、めまいがする、突然、体調が悪くなる、うつ病などの原因は、じつは家で使っている殺虫剤かもしれないのです。 というのは、神経の基本的な構造は人間と虫も同じなので、虫によって「神経毒」になるものは、人間にとっても「神経毒」になるのです。
温かくなってくると、やはり気になるのが防虫対策。とくに目に見えないダニは厄介です。 しかし市販の多くの防虫グッズには、農薬と同じネオニコ系成分が使われています。となると、お部屋に、わざわざ「神経毒」を散布することに! たしかに虫は消えますが、体調のバランスが崩れたり、アレルギーの原因になったりします。虫も弱るけれど、人間のほうも弱ってしまうというのでは、本末転倒です。
どうしたらいいのでしょうか? 自然はありがたいもので、ちゃんとその答えを準備しています。それは虫が嫌う植物の匂いを利用することです。 たとえばヒノキやヒバの香りには、ダニやゴキブリを寄せ付けない働きがあります。 またゼラニウムやプチグレンは、蚊が嫌う香りです。 植物は自分の身を虫から守るために、「フィトンチッド」という香りを作り出しているのです。 そうした虫が嫌う植物の香りを使うことによって、家や部屋を清潔に保つことができるのです。また虫よりももっと小さな微生物に働きかけるハーブを使って、天然の抗菌剤を作ることもできます。 植物の虫除けは、虫を殺すのではなく、寄せ付けない「忌避」という働きをします。でも人に対しては、気持ちを整えてくれたり、リフレッシュしてくれるのです。 虫にはどこかへ行ってもらい、人はさわやかというのが、植物の虫よけの素晴らしさです。 こうした植物の香りによる虫よけ対策は、すでに古代エジプト時代からありました。それもまた自然と共生して暮らしていた、古の人々の知恵と言えましょう。
オーガニック生活便では、安心安全にこだわった天然成分の防虫グッズのお取り扱いを始めました。 さわやかな木々の香りをベースにして、虫を避ける作用がある精油成分を組み合わせたもので、長年の研究で、その効果が確認されているものばかりです。 毎日の生活だけではなく、アウトドアや旅のお供にひとつあると便利な虫よけ製品もあります。 植物の力を使いこなして、安心安全の虫よけをしましょう!
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