☆彡 現代の農業には、農薬が多く使われています。 その農薬の原料は、石油です。 いったい何故、農薬に石油が使われるようになったのでしょうか?
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現代の農業には、農薬が多く使われています。
その農薬の原料は、石油です。
いったい何故、農薬に石油が使われるようになったのでしょうか?
19世紀後半にアメリカで次々と油田が発見され、石油は車や飛行機、船舶の燃料として使われるようになりました。その後、石油燃料の精製過程で出てくる余剰副産物(=ゴミ)も利用するために各分野の化学者が動員され、洗剤、化粧品、医薬品、香料などとして、自然界にはない化学物質があらゆる分野で使われるようになったのです。
第二次大戦中には、様々な化学物質が化学兵器(毒ガスなど)として開発されましたが、それらは、大戦が終わった後、殺菌剤や殺虫剤、除草剤、化学肥料などとなって世界中で販売されるようになりました。 *.*:*.*:*.*:*.*:*.*:*.*.*:*.*:*.*:*.*.*:*.*:*.*:*.*.*:*.*: * * ☆彡 栄養価の低い今の野菜 * *.*:*.*:*.*:*.*:*.*:*.*.*:*.*:*.*:*.*.*:*.*:*.*:*.*.*:*.*:
現代は、毎年、耕作地に大量の農薬を散布する農法が当たり前になっています。
その結果、土地からしだいに虫や微生物がいなくなり、自然循環が壊れて土地は乾燥していきます。その枯れ果てた土地で作物を育てるには、栄養分として大量の化学肥料が必要となります。しかし化学肥料は「窒素、リン酸、カリ」を主とした偏ったものであるため、出来上がった作物の栄養分も偏ったものになってしまいます。
今の作物と1950年代の作物を比較すると、著しく栄養価が下がっていることが問題になっています。
たとえばニンジンのビタミンAは、1950年と2020年を比べると、6分の1、りんごの場合は、30分の1に落ちています。そのほかビタミンCや鉄分も激減しています。
本来の自然を無視した化学肥料・農薬にたよる慣行栽培は、環境を破壊するだけではなく、私たちの健康にとっても深刻な影響を及ぼしているのです。 *.*:*.*:*.*:*.*:*.*:*.*.*:*.*:*.*:*.*.*:*.*:*.*:*.*.*:*.*: * * ☆彡 今、食べ物を見直す時代 * *.*:*.*:*.*:*.*:*.*:*.*.*:*.*:*.*:*.*.*:*.*:*.*:*.*.*:*.*:
まだ農薬がなかった昔、オーガニック農業は当たり前でした。もともとオーガニック農業は、人類の長い歴史の中で続いてきた本来の農業であり、周りの自然や生物と共存しながら作物を育てるものでした。そこには虫や微生物も作物を育てるために大切な存在という認識があり、自然への敬意がありました。
実際、作物がミネラルなどの多様な微量栄養素を吸収するためには、虫や微生物の働きが不可欠であることが現代の研究でもわかってきています。オーガニック農法は、自然な栽培方法なので、土壌に悪影響は与えず、それどころか微生物を活性化し、微量ミネラルの循環を促すなどして、生態系と環境の維持に好影響を与えます。
オーガニック栽培の作物は、自然との調和の中、多様な虫や微生物の力を借りて育てられるため、常に農薬を使って栽培されている作物と比べると、はるかに多種多様なミネラルやビタミン類、抗酸化物質を含んでいます。そのため免疫力の向上や代謝の活性、良好な腸内環境なども期待できるのです。オーガニック野菜が味わい深く、おいしく感じられるのは、まさに栄養分が多様で豊富なためなのです。
安全な食べものを得るために、そして環境を守るために、改めてオーガニック農業が世界各地で見直されてきています。
毎日の食事をすべてオーガニック食材にするのは難しいかもしれませんが、少しでもオーガニック食材を摂り入れることは、免疫力をあげて健康を守り、さらに環境を守るためにも求められています。 *━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━* | | | | | | | 配信解除をご希望の方はこちらに空メールを送信してください。 ※特典情報も送られなくなります ※本メールを受信しているメールアドレスを差出人にしていただかないと正常な処理が行われませんのでご注意ください。 | |