2016/08/20

【Vol.394】 アイシスオーガニックレター

 

Vol.394

[August 20/2016 ]

季節のオーガニックに関するお話や
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【 C O N T E N T S 】

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:: Feature Story

☆彡 アトピーの根本改善は、食事療法(水上洋子)

:: 「生活便」おすすめオーガニック

「日野式」の食事療法(水上洋子)

 
   
   
 
 

アトピーの根本改善は、食事療法

 
 
 

綺麗な血液が、健康な肌細胞を作る

年々、アトピー性皮膚炎の人が増え続けています。これらは以前にはなかった病気です。

その原因は、化学物質による体内汚染です。

 

化粧品と同じように、食品にも合成成分が多用されている現状があります。農産物には、農薬、化学肥料が使われ、加工食品には食品添加物が多用されています。

数年前、私は、突然の全身アトピー炎を発症した経験があります。当時は激しい痒みで夜も眠れず、日中は絶えず発熱をともなう痒みが襲ってきました。

これを完治することができたのは、児玉陽子先生による食事療法でした。児玉先生は、大田区の松井病院で、食養内科の献立を担当してきた方で、長年、故・日野厚医学博士の助手として働いていました。

食事療法を始めた最初の頃は、本当に治るのだろうかと半信半疑でしたが、2か月目、全身に出ていたアトピー症皮膚炎が消えました。

そのときの経験から、汚染の不安のない食材を選択して、バランスを考えた食事を続ければ、おのずと血液が綺麗になり、その健康な血液が新たに健康な肌細胞を作り出すことを、身をもって体験しました。

 

忙しい人にもできる食事療法

 
 
 
 

「日野式」食事療法では、栄養バランスを保つために未精白穀物のごはん食を基本とし、これに緑黄色野菜、大豆、植物油、ごま、海草などを適量常用します。玄米食が難しいときは、胚芽米、またはいつものご飯に雑穀を加えてもいいでしょう。

また肉や牛乳、卵などの多食は望ましくなく、動物性たんぱく質としては、魚介類(白身魚、小魚)、ささみ、卵などを適量に補給します。

食事療法というとたいへんそうですが、簡略化して実践することができます。

たとえば、ごはん食(雑穀、玄米)、これに海苔、ゴマ、納豆、おひたし(小松菜)、人参やその他の根菜類の煮物、納豆を基本の常食としてもいいのです。「海苔、ゴマ」は、常備できる食材であり、ご飯、おひたし、煮物は作りおきしておくことができます。

また朝は、未精白・オーガニックの小麦やライ麦パン、練りゴマのペースト、小松菜かまたは人参のジュースなどで、簡単に野菜不足を補うことが出来ます。

食材の種類を増やさなくても、食事療法でよく使われる食材を常備して摂ることで、忙しい人でも、食事療法をすることができます。

「日野式」食事療法でよく使われる食材は以下です——毎日、摂取してもいいものです。

雑穀、玄米、海苔、黒ゴマ、小魚、小松菜、人参、根菜類

<簡単食事療法の献立のポイント>
●たんすい化物類は、未精白にこだわること(ビタミンB2不足を予防)
●白砂糖やそれを含む菓子類は常用しない。黒砂糖やはちみつを少々。
●動物性たんぱく質を多く摂らない。
●海草、ゴマは、毎日、少量でも摂取する。(カルシウムを補うことができる)
●おひたしには、ミネラルやビタミンに富む小松菜がとくにおすすめ。
●毎朝、小松菜・または人参ジュースのどちらかを飲む。(手軽に緑黄色野菜の摂る方法)

現代医療では、アトピー炎には、抗生物質のステロイドを使うことがマニュアルになっています。しかしどんなに外側からの治療をしようとも、身体の中に入る食材が汚染されていれば、根本的なアトピー改善は望めません。

自分の好みに傾いた食事ではなく、自然のルールに沿った食事法を学び、それを実践することが、アトピー炎改善の根本治療であり、また健康な素肌を守る方法なのです。

 
 
 

:: 「生活便」おすすめオーガニック ::

 

「日野式」の食事療法

 

「日野式」の食事療法のポイントは、未精白の穀物と緑黄色野菜を多く摂ることに加えて、ゴマと海苔を常食することです。ゴマと海苔は、カルシウムなどの大切なミネラルが多いので、野菜だけでは、足りない栄養分を補うことができます。ゴマ塩を作って、テーブルにいつもおいておくのもいい方法です。出来れば、食材は、オーガニックなものを使いましょう。栄養分が豊富なので免疫力をつけてくれます。

食事療法は、体調全体を整えてくれるものなので、アトピー症皮膚炎だけではなく、婦人病やそのほかの成人病、肥満も予防改善してくれます。


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