環境ホルモンとは、自然界にない合成成分でありながら、体内に入ると、ホルモンのような働きをしてしまう成分で、結果的にからだ本来の働きを狂わせてしまうものです。 「女性の病気」は、ホルモン系と関わっているので、環境ホルモンによって狂っていまった結果とも言えます。 環境ホルモンとして働くもののひとつが、ダイオキシンです。ダイオキシンは体のなかで女性ホルモンと似た働きをするので子宮内膜症が増える原因になると言われています。 ダイオキシンは、都市ゴミ焼却炉から発生しています。ポリ塩化ビニルなどの有機塩素系の廃棄物が焼却されると、大量のダイオキシンが発生します。従来、各都市のゴミ処理所や企業の焼却炉から、大量にダイオキシンが発生していることが懸念されてきました。最近は、焼却炉の温度を上げることによって、ダイオキシンの発生が抑える対策がとられていますが、焼却後の灰の処理には未解決の問題が残っています。 化粧品にも環境ホルモン成分が入っている |