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[Novemver 20/2015 ]
季節のオーガニックに関するお話や 商品情報を毎月3回お届けします。 発行*アイシス編集部
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☆彡 化粧品と枯れない花（水上洋子） ☆彡 オーガニックコスメに使われる 美容植物第三回—ダマスクバラ—（倉品美穂）
女性の美しさを応援してくれる心強いハーブ、ローズ（水上洋子）
オーガニック生活便より新しく年齢肌セットが出ました！
化粧品の成分でもあるＰＧ（プロピレングリコール）は、保湿剤として使われています。ＰＧが入った化粧品を使うと、にわかに肌がしっとり、ふっくらします。ＰＧは、化粧水、乳液、クリーム、メイク用品など、ほとんどのアイテムによく使われている成分です。
このＰＧは、枯れない花、プリザーブドフラワーを作るときにも使われています。生花をＰＧに漬け込むと、枯れることなく、ふっくらとした花びらのままになるのです。でもこの時点で、花は完全に死んでいます。 ＰＧは、石油から作られた合成成分で、アレルギー性がある「旧表示指定成分」です。ＰＧは、肌を酸化させ、本来の健康（＝生命力）を壊してしまいます。一時的に肌がしっとりしても、じきに肌細胞が壊れてスカスカした空洞のある肌に。 その結果、シワやくすみになって出てきます。 ＰＧだけではなく、現代の化粧品には、一時的に肌をツルツル、ふっくらさせる合成成分（合成ポリマーなど）が多用されています。 それにしても、プリザーブドフラワーと同じ考え方で、素肌につける化粧品が作られているのは、怖いですね。 素肌を守るために、ぜひ天然成分１００％の本物のオーガニックコスメを選んでください。 合成成分とは反対に、植物は、生命力を高める働きがあるので、内側から輝く健康な素肌を育んでくれます。
バラは姿や色の美しさ、そしてその香りから「花の女王」と称えられてきました。古代エジプトのクレオパトラや、中国の楊貴妃といった歴史上でもっとも美しいとされる女性たちは、その美貌と若さを保つために、化粧品や香料、入浴剤など様々な形でバラを取り入れたそうです。
ダマスクバラは、バラの原種「オールドローズ」の中でも最も香り高いことで知られています。甘く優雅でうっとりするような香りです。心のバランスをとり、より良い精神状態へと導いてくれます。 バラは硬くなった肌を柔らかくして、潤いと弾力を与えます。また、くすみを予防してメラニン色素を抑える効果もあり、透明感のある素肌へと近づけてくれます。またバラの香りは、女性ホルモンを活性化するので、気持ちを明るくして若返らせます。
植物の中には、肌の生命力を活性化させることによって、肌に潤いを与え、ふっくらさせてくれるものが数多くあります。 代表的なものが、ローズです。 ローズは、女性ホルモンに似た成分が含まれており、使ううちに、肌を活性化してハリを与え、ふっくらとさせてくれます。また皮脂分泌を促すので、乾燥に悩んでいる人には、ぜひ使ってほしい植物です。 そのほかローズには、過剰なメラニン色素を抑えてくれる成分もあり、シミやくすみなどを予防して、透明感のある肌へと導いてくれます。 最近の研究では、ローズの甘い香りが、ストレスを軽減して気持ちを明るくしてくれるという報告も出ています。 知れば知るほど、ローズは、美しいだけではなく、女性の美しさと幸せな気持ちを応援してくれる、心強いハーブなのです。 ただし、いくらローズが配合された化粧品であっても、合成成分が混じっていては、そのパワーも半減してしまいます。全成分をしっかりと見て、天然１００％の製品を選びましょう。
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