2018/06/01

【Vol.458】 アイシスオーガニックレター

 

Vol.458

[June 1/2018 ]

季節のオーガニックに関するお話や
商品情報を毎月3回お届けします。
発行*アイシス編集部

(online shop) http://www.isis-gaia.net/
(smart phone) http://www.isis-gaia.net/smp/
(mobile) http://www.isis-gaia.net/mbp/

【 C O N T E N T S 】

毎日をもっと元気に心地よくする、安心安全なオーガニックライフに役立つ情報をお届けします。

:: Feature Story

☆彡 歯と歯茎の健康は、安心安全な歯磨き選びから(水上洋子)

:: 「生活便」おすすめオーガニック

もうすぐ虫歯予防デー(水上洋子)

 
   
   
 
 

歯と歯茎の健康は、安心安全な歯磨き選びから

 
 
 

一般的な歯磨きの洗浄成分、ラウレス硫酸Na

長年、せっけんを普及する活動を続けてきた化学者、長谷川治さんから、先日、こんな話を聞きました。

 

小学校で講師として招かれ、薄い塩水を作って生徒に味見をしてもらったところ、3人に1人が「甘い」と感じたというのです。

これはどうやら、毎日、使っている歯磨きにも原因がある、と長谷川さんは言っていました。

というのも一般的な歯磨きに使われている洗浄成分は、ラウレス硫酸Na。石油から作られた合成界面活性剤です。

「合成界面活性剤」は、たんぱく質を壊してしまう働きがあります。

当然、私たちのからだは、たんぱく質でできているわけですが、舌の上に並んでいる味蕾が、毎日、使う歯磨きによって変性してしまうのです。

そのため、歯磨きを使った後、食べ物の味が変わる経験は誰でもしています。

それが毎日のこととなると、たしかに完全に味蕾がおかしくなってしまっているわけです。

さらに壊れるのは、味蕾だけではなく、当然、歯ぐきにも影響が及びます。 今、若い人の間にも増えている歯周病が急増中で、今や日本は、「歯周病大国」というありがたくない言葉までいただいています。

これまた毎日、使っている歯磨きにも原因がありそうです。

 

台所洗剤にも、歯磨きと同じ合成界面活性剤が使われている!

 
 
 
 

ラウレス硫酸Naは、台所洗剤にも使われています。しかしそのときの表記は、まったく違う名称になっています。「ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウム」となるのです。

なぜかというと、日本の縦割り行政の弊害で、省の管轄によって、同じ合成成分を違う名称で呼んでいるからです。

おかげで消費者には、問題がとても見えにくくなっています。

「ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウム」(じつはラウレス硫酸Na)が洗浄成分として使われている台所洗剤を使い続けていると、やはり手のたんぱく質が壊されていきます。そのため、慢性的な肌荒れやいわゆる「主婦湿疹」に悩むこととなります。

たんに台所仕事で手が荒れたわけではなく、使っている台所洗剤が問題だったのです。

では、何を使ったらいいの?

やはり安心安全なのは、石鹸です。

石鹸は、5000年前からエジプトやメソポタミアで使われてきて、人に害を与えない、そして環境にとっても安心安全なものであることがわかっています。

 
 
 

:: 「生活便」おすすめオーガニック ::

 

もうすぐ虫歯予防デー

 

「オーガニック生活便」では、石鹸ベースの歯磨きや、合成界面活性剤を使っていない歯磨きがあります。歯周病に対して、強い植物の力で改善していく歯磨きもあります。

また中東で昔から使われてきた「木の歯ブラシ」もおすすめです。「木の歯ブラシ」は、アラクという木の根から作られた歯ブラシで、歯を固くする、抗菌、白くするなどの数多くの歯にとっていい成分があることが報告されています。

もうすぐ虫歯予防デー。まずは、毎日、使う歯磨き選びをしっかりとしましょう。


塩と石鹸で、歯の健康を保つ

パックス ソルティーはみがき 80g 太陽油脂 >

 
 
 
 

古代から伝えられてきた、歯を丈夫にする歯ブラシ

天然ハブラシの木 アイシス >