小学校で講師として招かれ、薄い塩水を作って生徒に味見をしてもらったところ、3人に1人が「甘い」と感じたというのです。 これはどうやら、毎日、使っている歯磨きにも原因がある、と長谷川さんは言っていました。 というのも一般的な歯磨きに使われている洗浄成分は、ラウレス硫酸Na。石油から作られた合成界面活性剤です。 「合成界面活性剤」は、たんぱく質を壊してしまう働きがあります。 当然、私たちのからだは、たんぱく質でできているわけですが、舌の上に並んでいる味蕾が、毎日、使う歯磨きによって変性してしまうのです。 そのため、歯磨きを使った後、食べ物の味が変わる経験は誰でもしています。 それが毎日のこととなると、たしかに完全に味蕾がおかしくなってしまっているわけです。 さらに壊れるのは、味蕾だけではなく、当然、歯ぐきにも影響が及びます。 今、若い人の間にも増えている歯周病が急増中で、今や日本は、「歯周病大国」というありがたくない言葉までいただいています。 これまた毎日、使っている歯磨きにも原因がありそうです。 台所洗剤にも、歯磨きと同じ合成界面活性剤が使われている! |