歯磨きの洗浄成分として、最も一般的に使われているのが「ラウレス硫酸ナトリウム」。 「ラウレス硫酸ナトリウム」は、石油から合成される合成界面活性剤です。当然のことながら、口の中で使われれば、からだの健康にとってもよくありません。 合成界面活性剤には、たんぱく質変性作用があり、歯茎の粘膜を壊していきます。 そのため、一日の何回も丁寧に磨いている人ほど、歯茎から血が出る、という症状に悩むこととなります。 「ラウレス硫酸ナトリウム」が、たんぱく質を壊してしまう働きがあることは、歯磨きを使ったあと、味覚が変わってしまうことからもわかります。それは「ラウレス硫酸ナトリウム」が、舌の上に並んでいる粒粒の味蕾を溶かしてしまうからです。 健康な歯茎を守るためには、合成界面活性剤を使った歯磨きを止めて、天然成分の洗浄成分を使った歯磨きを使うことです。 天然成分の洗浄成分としては、「石鹸」、「クレイ」などを使った歯磨きがあります。これらの洗浄成分は、たんぱく質を壊すことがないので、健康な歯茎を守ってくれます。同時に舌の味蕾を壊すことがないので、味覚が変わることもありません。 歯を守るためにも、そしてからだの健康のためにも、不自然な化学物質が配合されていない歯磨きを使いましょう。自然に沿った、ナチュラルなオーラルケアにこだわりましょう。 |