Vol.454

[April 20/2018 ]

季節のオーガニックに関するお話や
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【 C O N T E N T S 】

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:: Feature Story

☆彡　ナチュラルケアで歯の健康を守る（水上洋子）

:: 「生活便」おすすめオーガニック

マスティックでさわやかオーラルケア（水上洋子）

ナチュラルケアで歯の健康を守る

口臭が気になる人は、「歯周病」かも！？

口臭が気になる、歯から血が出る、歯茎がはれている、……

これは歯周病の予兆かもしれません。若い人の場合は、歯周病なんてあまり関係がないと思っているかもしれませんが、実は、日本人の８０％（20歳から80歳）が歯周病にかかっているというショッキングな統計も出ています。

歯周病は、歯というより歯茎の病気で、口臭の原因にもなります。

歯周病にかかると、歯を固定している歯茎の骨が溶けて、ついには歯が抜け落ちてしまうことに！

実際、日本は、欧米に比べると、「歯周病大国」と言われています。怖いのは、歯周病は、痛みがないまま、進行するため、気づいたときにはかなり重症になっているというケースが多いことです。

いったい、何故、今、歯周病が増えているのでしょうか？

歯磨きの合成界面活性剤が「歯周病」の原因かも

歯周病が増えている原因のひとつとして、歯磨きの害も考えられます。

歯磨きの洗浄成分として、代表的なものが発泡性の「ラウリル硫酸ナトリウム」。

「ラウリル硫酸ナトリウム」は、合成界面活性剤です。

今や化粧品やシャンプー、台所洗剤、洗濯洗剤とあらゆるものに、洗浄成分として合成界面活性剤が使われています。

合成界面活性剤には、たんぱく質変性作用があり、細胞バリアを薄くしてしまう働きがあります。たとえば、歯磨きをした後、味がわからなくなってしまうのは、合成界面活性剤が、舌の表面にある味蕾細胞を壊してしまうからです。

当然のことながら、合成界面活性剤は、歯茎の細胞を壊していきます。

歯茎は、粘膜なので、合成界面活性剤の悪影響を受けやすく、一生懸命、磨く回数が多いほど、歯茎にダメージを与えて、血が出るという結果になりかねません。

健康な歯茎と歯を守るために、早々に「ラウリル硫酸ナトリウム」配合の歯磨きにさようならをしましょう。

そして１００％天然成分の歯磨きを使ってください。

１００％天然成分の歯磨きの洗浄成分は何かというと、石鹸やクレイなどになります。

そのような自然の洗浄成分には、たんぱく質変性作用がないため、磨いた後でも味覚が変わることはありません。

ナチュラルなオーラルケアを心掛けて、「歯周病」予防と、そして口臭ケアをしましょう！

:: 「生活便」おすすめオーガニック ::

マスティックでさわやかオーラルケア

「歯周病」や「口臭」予防として、注目されているのがマスティック。

マスティックの木は、地中海地域で2500年ぐらいから栽培され、その樹脂は、古代からオーラルケアに使われていました。マスティックと言えば、とくにギリシャの「キオス島」、といったイメージが普及した理由は、天候などの自然条件や、島民が、手入れ方法を最高品質と言われるまでに向上させたからです。キオス島のマスティックは、現在欧州の原産地名称保護制度（PDO）のもとで保護されており、キオス島での生産者団体は、「キオス・マスティック生産者連盟」を結成しています。「オーガニック生活便」で紹介しているマスティックガムは、このキオス島の最高品質のマスティックを使用しています。

またこのキヨス島のマスチックは、歯医者さんが「歯周病予防」を目的として作った「マスチックデンタルエッセンスジェルMS ローヤル」の原料として配合されています。