Vol.447

[ February 10/2018 ]

季節のオーガニックに関するお話や
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発行*アイシス編集部

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【 C O N T E N T S 】

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:: Feature Story

☆彡　オーガニックコスメは癒しパワーが高い（水上洋子）

:: 「生活便」おすすめオーガニック

肌本来の働きを蘇らせるオーガニックコスメ（水上洋子）

:: お知らせ1

2月21日
東京ビッグサイト「国際OEM・PB開発展」にて、オーガニックコスメセミナーをします

:: お知らせ2

2月24日
JOCA渋谷サロンにてオーガニックヘアケア講座を開催します。

オーガニックコスメは癒しパワーが高い

なぜ、化粧品に石油が使われるようになったのですか？

最近は、多くの人が化粧品に石油から作られた合成成分が配合されていることを気にするようになっています。「ノンパラベン」、「ノン合成界面活性剤」、「ノンシリコン」を売りにするスキンケアやシャンプーもよくみかけます。

でも「ノンパラベン」、「ノン合成界面活性剤」、「ノンシリコン」とあっても、一部の合成成分を省いているだけで、そのほかに数多くの合成成分が入っている製品が圧倒的に多いのが、残念な現状です。化粧品の全成分を理解できる人がほとんどいない状況をうまく使っているわけですね。

たとえば「ノンパラベン」とあっても、全成分をよく見ると「フェノキシエタノール」や「安息香酸Na」など、パラベンに替わる石油系の防腐剤がちゃんと入っています。

「ノン合成界面活性剤」、「ノンシリコン」とあっても、あまり使われていない合成界面活性剤やシリコンが入っていて、「いったいこのうたい文句は何なの？」という製品もよくみかけます。

化粧品は直接、肌につけるものなので、食べ物と同じくらいの安全性が要求されるはず。「なのに、何故、当たり前に石油からの合成成分が、化粧品やシャンプーに使われているの？」そんな疑問は、誰でも一度は持ったことがあるのではないでしょうか？

素肌と健康を守れるのは、ナチュラルな植物

石油が大量に化粧品に使われるようになったのは、実はこれまでの人類史上、なかったことです。長い間、化粧品の主な原料は、身近な植物でした。何百年も前から何世代にもわたって美容効果がある植物が、お母さんから娘さんへと受け継がれてきました。

しかし１８５９年にアメリカで初めてエドウィン・ドレークという人が油田を開発し、これ以後、大量の石油利用時代が到来したのです。石油は、灯油から、自動車の燃料、そして船や飛行機の燃料として需要が増えていきました。

そのいっぽうで、石油を燃料にするための精製過程で出てきた副産物、いわゆる残り物が、医薬品、化粧品、農薬、そしてプラスチックへと利用されるようになったのです。最近、「肌断食」で着目された「ワセリン」もまたそうした副産物の一種です。

こうした石油原料の広範囲にわたる利用は、最初のうちこそ、「科学の発展」と考えられてきました。しかし気がつくと、石油製品は、人のからだに対してはアレルギーや免疫力の低下を招き、さらに地球環境の汚染や温暖化を招くこととなりました。

改めて今もう一度、自分たちのからだを守るために、そして地球環境を守るために、石油製品の弊害について真摯に向き合うことが求められています。私たちの素肌や健康を本当に守ってくれるのは、昔から使われてきた植物です。そのことをもう一度、しっかりと思いだしたいものです。

:: 「生活便」おすすめオーガニック ::

肌本来の働きを蘇らせるオーガニックコスメ

最近、話題になっているのがオーガニックな植物に多く含まれる「サルベストロール」という免疫成分です。オーガニックな植物は、ただ安心安全というだけではなく、ダメージを受けた細胞を癒す力も高いのが特徴です。

今、乾燥肌や敏感肌に悩む人が増えていますが、これは肌本来の力が低下している状態とも言えます。

オーガニックコスメメーカー「アルテ」のローズシリーズは、長野県で栽培された有機栽培のローズが主役です。有機栽培のローズを使った洗顔、化粧水、クリーム、ローズ美容バルサムで、瑞々しい肌を蘇らせる癒しパワーを実感してみませんか。