怖いことに、浸透性がいい合成界面活性剤は、合成シャンプーに含まれている他の合成成分(合成防腐剤、合成ポリマー、合成香料など)も一緒に引き連れて体内に入ってしまいます。 その結果、からだのあちこちに蓄積して、さまざまな病気の要因になります。 女性の場合は、子宮の周りに合成成分が蓄積しやいため、近年、増えている重度の生理痛や子宮内膜症、そのほかの婦人系の病気とも関わりがあると言われています。 いわゆる「経皮毒」です。 残念ながら、昨今は、華やかなコマーシャルの陰で、人のからだにリスクを負わせる美容が横行し、どこからもそれに対する不安の声は聞こえてこないという現状があります。 いろいろな日用品に合成界面活性剤が! 合成シャンプーの弊害に気づくことは、その洗浄成分である合成界面活性剤の弊害に気づくことです。合成界面活性剤は、たんぱく質を溶かしてしまう作用があります。つまり私たちの基本的な構成様子である細胞を壊して、本来の形を失わさせてしまうのです。 たんぱく質を壊してしまう合成界面活性剤は、シャンプーだけではなく、台所洗剤や洗濯洗剤でも使われています。 合成シャンプーの弊害を実感し、石鹸シャンプーへと替えた女性は、長年、悩んできた手荒れの原因は、台所洗剤だったことにも気づくはずです。おのずと洗濯洗剤も石鹸製品に変えることでしょう。 次世代への影響 |