2016/07/10

【Vol.390】 アイシスオーガニックレター

 

Vol.390

[July 10/2016 ]

季節のオーガニックに関するお話や
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発行*アイシス編集部

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【 C O N T E N T S 】

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:: Feature Story

☆彡 石けんシャンプーで抜け毛が減った!(水上洋子)

:: 「生活便」おすすめオーガニック

石けんシャンプーで髪の悩みの改善を(水上洋子)

 
   
   
 
 

石けんシャンプーで抜け毛が減った!

 
 
 

石鹸と合成界面活性剤の違いは?

先日、石けんについての次のような質問が「オーガニック便相談室」に来ました。

「石鹸の洗浄力は非常に強く、ときとして合成の洗浄剤よりも負担をかける」という記述をサイトなどで見かけるのですが、どうなのですか?

 

たしかにサイトを見ると、いろいろな意見があって迷ってしまうことでしょう。

しかし石鹸と合成の洗浄力というと、石鹸の界面活性剤作用と、合成界面活性剤ということになりますが、この二つは、単純に強いか弱いかを比較すること以前に、肌に対する作用には、根本的な違いがあります。

それは「活性」という働きの持続性です。

 

肌の上で分解する石鹸と、分解しないまま肌に入る合成界面活性剤

 
 
 
 

石鹸の界面活性剤は、肌の上で汚れを落とす働きをすると、すぐに分解して、油と水を混ぜ合わせる「活性」という働きを失ってしまいます。そのため肌の下にまで浸透することはありません。だからこそ、石鹸は安全性が高いと言えます。

いっぽう合成の洗浄剤である合成界面活性剤は、肌の上で汚れを落としてもなお分解することがなく、「活性」という働きを持続したままです。

そのため合成界面活性剤は、肌バリアを溶かしながら、肌の下にまで浸透して、毛細血管の中にまで入ります。毛細血管に入っても合成界面活性剤は、「活性」という働きを持ったまま、からだのあちこちに運ばれ、蓄積してしまいます。

たしかに石鹸のアルカリ度が高い場合は、当然、洗浄力が高くなりますので、皮脂を取りすぎるなどの心配が出てきます。しかしスキンケア用やシャンプー製品としては、通常、PH 10〜11 程度で、それが肌に負担かけることは考えられず、「合成の洗浄剤」のほうが肌に負担をかけないというのは、{???}です。

合成の洗浄剤が使われている製品というと、合成シャンプー、合成洗顔フォーム、合成ボディソープなどですが、肌への浸透性や体内での蓄積という作用を考えれば、たんに髪や素肌の問題ではなく、からだにとっても深刻な問題です。おのずと、「健康を守る」ためには、使わないほういいとわかるはずです。

「活性」が持続する合成界面活性剤は、自然界においても分解できないゴミとなり、川や湖を汚染してしまいます。

 
 
 

:: 「生活便」おすすめオーガニック ::

 

石けんシャンプーで髪の悩みの改善を

 

最近、女性の抜け毛や薄毛の悩みがぐんと多くなり、テレビでも高価な育毛剤や育毛クリニックのCMをよく見かけます。

「オーガニック生活便」にもよく髪の相談が寄せられますが、まずは石鹸シャンプーに切り替えてもらいます。そうすると、1週間ほどたつうちには、「頭皮の痒みが無くなって、抜け毛が減りました!」という声がかえってきます。

そういう事例があまりに多いので、高い育毛剤を買わなくても、シンプルに「石けんシャンプーに変える」だけで髪の悩みは改善できることを実感しています。おまけにすぐに分解する石けんシャンプーは、環境にも負担にならないのがもうひとつ嬉しいですね!

 

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