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[December 10/2015 ]
季節のオーガニックに関するお話や 商品情報を毎月3回お届けします。 発行*アイシス編集部
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☆彡 健康でなければ、美しいとはいえない(水上洋子) ☆彡 オーガニックコスメに使われる 美容植物第五回—メリッサ—(倉品美穂)
繊細な目元は、100%天然成分のアイメイクにこだわりましょう(水上洋子)
古代ギリシアの健康の女神の名前を知っていますか? ヒュギエイア。 日本ではあまり知られていない女神ですが、フランスやトルコ、ギリシアなどの考古学博物館に行くと、数多くのヒュギエイアの像を見ます。 ヒュギエイアは、健康の女神ですが、その姿は輝くばかりに美しかったとのこと。
ヒュギエイアの信奉者たちは、健康は、自然の秩序を重んじ、その法則に従うことで与えられるものと考えていました。そして美しさは、健康であるがゆえの結果でした。 そんなヒュギエイアの話は、今の時代の美しさのあり方を改めて考え直させます。 健康とはまったく関係なく、外側から欠点を隠したり、修正するような美容法が横行しています。 それも怖いことに、今の時代は、「これが美しい」という見本がたったひとつしかないかに見えます。 女性たちは、その見本に少しでも近づけようと、自然がくれた自分の姿を変えるのに夢中になっています。でもその美しさは、ビジネス優先で作り出され、あおられたものです。
女性たちが使う修正アイテムは、ことごとく石油で作られた合成成分です。 ということは、使えば使うほど健康とは遠ざかってしまうことになります。 以前からヘアダイによる発ガンのリスクが高まることが報告されていますし、目のトラブルや肌荒れなどが女性の間で増え続けています。
理想の誰かに似ようとする努力の末に、健康という大切なものを失ってしまうかも…… でもいっぽうで違う流れも出てきました。 この数年間から、オーガニックコスメが世界中で伸びてきています。 それは「健康という前提があってこその美しさ」という、ごく当たり前のことに気づいた女性がじょじょに増えているからなのでしょう。 心とからだの健康は、おのずと内側から輝く力を与えてくれます。
メリッサは、ギリシア語の「蜜蜂」を表すmelittenaという言葉が名前の由来だと言われています。蜜蜂が好む蜜を持っていることから、この名前が付けられたそうです。レモンによく似た、シトラスの香りのするハーブで、別名「レモンバーム」です。 ギリシア神話では、「メリッサ」という女性が「ゼウス」にハチミツを与えて育てたと言われています。メリッサを使って多くの蜜蜂を引き寄せ、美味しいハチミツを作っていたそうです。
メリッサは肌への高い保湿力が特徴です。カサカサとして粉を吹いてしまう肌に潤いを与えてしっとりとした肌質へと導きます。また炎症を抑え、和らげる作用もあります。乾燥によるかゆみを鎮めて、荒れてしまった肌を整えてくれます。
合成成分のアイメイクが目にしみたり、痒くなったりしたことはありませんか。あるいはマスカラを使ううちに睫がほとんど無くなってしまったという人も。それどころか深刻な障害をもたらしたという事例も出てります。たかがアイメイクではありません。 繊細な目元は、100%天然成分のアイメイクにこだわりましょう。 「オーガニック生活便」では、睫を大切にする、育毛効果のある成分を配合したアイライナーやマスカラをお取り扱いしています。
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