しかし、その多くが、熱帯雨林の急激な伐採と開墾によって絶滅の危機にさらされるか、あるいはすでに絶滅してしまっています。 森林破壊のほかにも、動植物の絶滅種が増えている原因は数多くあります。 その大きな原因のひとつに、広範囲の水の汚染があげられます。 水質汚染の主な原因は、自然界にない人工的な化学物質です。農業分野で使われ続けられる農薬や化学肥料、工場から出てくる化学物質や産業廃棄物、家庭ゴミ、あらゆる種類のプラスチックなどです。 生命の基盤、水。 その水が汚染されれば、当然ですが生物多様性を危機にさらし、破壊していきます。 両生類、植物、動物、昆虫、爬虫類、甲虫、水生生物、その他の小動物において、およそ毎年50000種が姿を消しているとも言われています。 このままの状況で進行すれば、すべての生物のおよそ半分が絶滅してしまうことも予想されています。 毎日の生活が、動植物の多様性に関わっている |