というのも、現代農業では、主に石油から作られた化学物質である農薬や化学肥料が大量に使われているからです。 雑草や害虫から農産物を守るために、毎年、何百トンもの農薬が土地に散布されています。たとえば世界でもっとも多く使われている除草剤といえば、ラウンドアップです。そのほかにもマラオチン、ダイアジノン、ベルメトリンなどの560種類を超える農薬が認められています。 その結果、見かけは虫食いのないきれいな農産物が出来ますが、かなりの化学物質がその中に蓄積されていることは否めません。 ラウンドアップがからだに及ぼす害としては、発がん性や催奇性が報告されています。 ラウンドアップは農地だけではなく、市民農園や趣味の家庭菜園、ばかりかゴルフ場や公園、さらには一般道路の除草のためによく散布されており怖い話です。 環境と動植物への農薬の影響 |