2019/02/20

【Vol.484】 アイシスオーガニックレター

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:: ISIS ORGANIC LETTER :: Vol.484[February 20/2019 ]

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【 C O N T E N T S 】

毎日をもっと元気に心地よくする、安心安全なオーガニックライフに役立つ
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:: Feature Story
☆彡 素肌の健康は、化粧品選びから(水上洋子)

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素肌の健康は、化粧品選びから

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* ☆彡 素肌本来の働きを壊しかねない、現代の化粧品
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素肌には、もともと健康になり美しくなろうとする働きがあります。皮脂を分泌して、肌に潤いを与えたり、雑菌の侵入を防いだり、紫外線の害を少なくしたり、有害なものを排出したりといった働きがあります。

たとえば紫外線の害を少なくしているのが、肌バリアの中にある顆粒層です。顆粒層では、肌細胞の中にガラス状の粒粒が散っており、これが紫外線を散乱させています。

さらに素肌の健康にとって欠かせないのが、常在菌です。常在菌もまた様々なものを分泌して、肌の潤いを保つのに役立っています。

でも残念ながら、現代の化粧品は、素肌が本来持っている素晴らしい力をかえって壊していることが多いのです。

それは、石油から作られた合成成分が、現代の化粧品の主役になってしまったからです。

現代化粧品の問題に、消費者が最初に気づいたのは、今から約40年前のことでした。当時、化粧品被害として、「リール黒皮症」、または「女子顔面黒皮症」が話題となり、ついに日本の旧厚生省が対策に乗り出しました。その結果、1980年に作られたのが、アレルギー性がある「102種類の旧表示指定成分」です。

当時は、まだ化粧品には、全成分表示の義務付けはありませんでした。ただしアレルギー性がある「102種類の旧表示指定成分」を使っている場合は、化粧品の容器に表示するように義務付けられたのです。

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* ☆彡新しく出てきた化粧品被害「酒さ皮膚炎」
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「102種類の旧表示指定成分」が出た後、「無添加化粧品」というものが登場してきました。よく勘違いされがちですが、「無添加化粧品」は、合成成分を一切使っていない化粧品ではなく、「102種類の旧表示指定成分」を使っていないという化粧品です。

というのも、「102種類の旧表示指定成分」以外にも、化粧品に使える合成成分は数多くあるからです。

たとえば「旧表示指定成分」の中に、パラベンという石油来の防腐剤があります。パラベンは、アレルギー性に加えて、環境ホルモン性も疑われています。

「無添加化粧品」では、パラベンは使っていませんが、その変わりにフェノキシエタノールという合成防腐剤がよく使われています。

フェノキシエタノールは、「102種類の旧表示指定成分」には入っていませんが、その有害性は、パラベンとさほど変わりはありません。やはりアレルギー性があり、環境ホルモン性があります。当時は、パラベンよりも使われることが少なかったために、たまたま「102種類の旧表示指定成分」の中に入っていなかったと言ったほうがいいでしょう。

2001年に、化粧品は全成分表示が義務づけられるようになりました。その際、「102種類の旧表示指定成分」を化粧品容器に明記する義務もなくなったため、アレルギー性が懸念される「102種類の旧表示指定成分」は消費者の目から見えなくなりました。

その結果、パラベンは、未だに一般的な化粧品においては、もっともよく使われる合成防腐剤であり続けています。

1980年代に出た「女性顔面黒皮症」は遠い過去のこと、「今は化粧品成分の精製度が高く進化したから問題はない」という意見をときどき聞きます。

本当にそうでしょうか?

最近は、「酒さ皮膚炎」が問題になっています。

これは化粧品トラブルの治療のために、皮膚科医で使うステロイドが原因とも言われています。「酒さ皮膚炎」で、肌が焼けただれてしまったかのような症状の人もいます。

「酒さ皮膚炎」の増加は、未だに化粧品によって肌を痛め、病院に行く人が多いということを示しています。

合成化粧品の問題は、今も続いているのです。

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* ☆彡天然成分100%のコスメ選びは、「オーガニック生活便」で
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2001年に化粧品が全成分表示になりました。でもほとんどの方は、いざ全成分を見ても、それぞれの成分が安心かそうではないのかを判断する知識を持ち合わせていません。

そのため化粧品は未だに、全成分表示の義務がなかった頃と同じように、うたい文句や容器のデザインで選ばれ続けています。

成分はわからないけれど、本当に安心安全なものを使いたいーーー

そんな人のために、「オーガニック生活便」は、国産の化粧品については、「日本オーガニックコスメ協会」の天然成分100%のコスメ基準に従って選定しています。

素肌とからだの健康のために、スキンケア、メイク、シャンプーまで、天然成分100%の製品を!

「オーガニック生活便」の商品お取扱い基準の詳細はこちらから

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